週刊!横尾和博
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第387回 【冬季五輪の政治利用!】

   第387回  【冬季五輪の政治利用!】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 韓国の平昌(ピョンチャン)で2月9日から25日まで、
    冬季五輪が開催されます。

編集部: はい、いま話題になっていますね。

横尾 : 話題は北朝鮮の美女軍団の応援団、モランボン楽団が300人応援に入る、
     ということで、テレビのワイドショーやNHKニュースまでもやっています。

編集部: 絵になるし、北朝鮮、韓国の話題は視聴率がとれる、
     というのがテレビ業界の常ですからね。

横尾 : 困ったものですね。
     美女軍団の話題はよいとしても、それと同じレベルで
     核やミサイルをやりますからね。
     戦争の危機と美女軍団が同じレベルでお茶の間に流れ、
     結局危機を煽る安倍政権や防衛族の言いなりに国民はなってしまいます。

編集部: そういう意味では間接的に五輪の政治利用にメディアも
     手を貸しているというわけですか?

横尾 : そうかもしれませんね。
     ただ、一番の政治利用は北朝鮮と韓国でしょう。
     韓国の政権は北との融和をはかりたい、
     北は硬軟両方の戦術で韓国を揺すぶる、というものですね。

編集部: 日本はどうでしょうか?

横尾 : 安倍首相は五輪の開会式に行くとか行かないか、言っています。
     これも政治利用の何物でもないでしょう。
     韓国への圧力ですよね、日本国内にはウケがいいかもしれませんが。

編集部: 結局五輪も政治が絡む?

横尾 : 再来年の東京五輪もそうでしょう。
     小池都知事ほか現政権も大いに政治利用するでしょう。
     お祭り気分を煽ってですね。
     その前段として憲法改定、10%への消費増税がくるでしょう。
     そこでのマイナス面をお祭り騒ぎで打ち消したいというのが本音です。

編集部: つそうですね、だからスポーツだと?

横尾 : ボクはそう思います。
     狭い世界の特殊な人間関係で成り立っている世界ですから。
     あまり外部がごちゃごちゃ言わないほうがよいと思いますね。
     今回の初場所の成績と、今後の相撲協会の出方が気になりますけどね。


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  # by weekly-yokoo | 2018-01-24 09:50 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.387

 第387回 【 『おらおらでひとりいぐも』が芥川賞! 】

編集部:「今週の気になる」です。

横尾 : 1月16日に恒例の芥川賞、直木賞の発表がありました。
     いつも言っていますが、年に2回1月と7月にあります。

編集部: このコーナではお馴染みの話題ですね。

横尾 : はい(笑)。
     芥川賞は純文学の新人賞、直木賞はエンタメで新人ではなく
     「よくがんばった賞」的なニュアンスで、
     今まで単行本になっているような中堅作家を選びます。

編集部: 今回の芥川賞は?

横尾 : はい、ダブル受賞です。
     石井遊佳「百年泥」と若竹千佐子「おらいらでひとりいぐも」の二作品です。

編集部: 若竹さんがメディアに出ていましたね。

横尾 : はい、注目されているのは若竹さんで63歳での受賞、
     石井遊佳「百年泥」と若竹千佐子「おらいらでひとりいぐも」の二作品です。
     河出書房新社の新人賞である「文芸賞」を受賞し、
     そのまま候補になりました。
     題名は東北弁で「私は私でひとり行くから」との意味です。

編集部: おもしろそうですね。

横尾 : 題名は宮沢賢治の詩「永訣の朝」の中の妹の言葉を引用しています。
     また本文に賢治童話「虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」の一節も入り、
     隠し味となっています。
     彼女は岩手県の遠野市、柳田国男の遠野物語の地の出身です。
     つまり東北の民話の語り手、賢治童話の語り手、と考えられ、
     ボクは「東北小説」と名付けていますが、
     一連の震災小説と同じだと思っています。
     彼女は死の意味を考え、先人の声を聞いているのですね。
     彼女は東北の山の麓に眠る死者や大震災の犠牲者の個々人の物語を聞き、
     民話の語り手の位置に立つ作家だと思います。

編集部: それはおもしろそうで、今後が楽しみですね。

横尾 : 今回の直木賞は門井慶喜『銀河鉄道の父』でした。
     こちらは宮沢賢治の父親に視点をあてて書かれたもので、
     偶然ですが芥川、直木の両賞とも賢治にゆかりがある作品です。
     この先、岩手に文学ブームがくる楽しみです。


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  # by weekly-yokoo | 2018-01-24 09:40 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.387

筆者が執筆した日、東京は大雪に見舞われた。夕方に打合せが終わり、新宿から電車で帰宅するも北千住で足止めされ、自宅に着いたのは3時間後。道路は首都高全面通行止め。一般道路も、深夜明け方まで大渋滞。今回はニュースなどで大雪になると伝えていた為に、各企業は社員に早めの帰宅を促していた。その為、夕方前から電車やバスなどはかなりの混雑状況になっていた。正に筆者は、これにハマったわけだ。しかし、翌日。晴天に見舞われ、雪で遊ぶ親子、除雪作業する人が目立った。雪は、春の訪れをいち早く知らせる役目もあるという。年が明けた平成最後の年。本年は、有意義に過ごしたいと思う今日この頃である

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  # by weekly-yokoo | 2018-01-24 09:28 | 編集後記 | Comments(0)

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