週刊!横尾和博
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今週の気になる? Vol.7

                      『お盆休み』

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編集部: 「今週の気になる?」は、どういった事をテーマに?

横尾 : そうですね。今の時期、お盆ですから、お盆休みについて。
      日本全国「お盆休み」で田舎へ帰る人も多いですね。
      逆に東京はガラガラで助かります。
      8月15日は旧暦のお盆、全国各地で祭りもありますね。
      お盆休みはどこかへいきますか?

編集部: 帰省したいとは思っていますが、なかなか・・・・。
      横尾さんは?


横尾 : 昔からお盆の時期はどこも混雑するので出かけたことはないですね。
      ずっと東京です(笑い)。
      東京のお盆は7月15日(新暦)なので、ウチのほうでは7月ですね。
      お盆の風習は祖先の霊が帰ってくるという日本だけですから、
      これからも大切にしたいですね。

編集部: 外国には無いんですかね。


横尾 : 日本は仏教国ですからね。
      中国や韓国でも似たような行事はあるようですが、日本ほど大々的な国民行事
      ではないですね(笑い)。
      銀行や役所など、この期間は通常営業していますが、休みだと思っている
      人達も多いです。それだけ国民行事として認識されているという事ですね。

編集部: 盆踊りとかって独特の習慣だと思いますが、地方によって様々なお祭りがありますね。
      興味があるのは?


横尾 : 長崎の「精霊流し」と富山県八尾町の「おわら風の盆」ですかね。
      一度行こうと思っていますが、なかなか時間が取れなくて・・・
      そんな僕みたいなどこにも行けない人のためのオススメは小説です。
      山田太一著「異人たちとの夏」(新潮文庫)。
      8月のお盆の時期、「懐かしい人」たちとの出会い、というのがミソです。
      映画にもなっているの、でこの休みにDVDをレンタルして見るのもオススメです。

※長崎「精霊流し」:長崎県内の各地で毎年8月15日の夕刻から行われ、
  死者の魂を弔って送る行事のこと。
   http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/kanko/shoronagashi/spirits/index.html

※富山「おわら風の盆」:富山県富山市八尾町で
  毎年9月1日から3日にかけて行なわれているお祭。
         http://www.yatsuo.net/kazenobon/index.html

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  # by weekly-yokoo | 2010-08-11 11:30 | 今週の気になる?

編集後記 Vol.7

昨今、情報というのはどんどん高速化してきておりますな。
新聞よりテレビ、テレビよりネット、ネットよりツイッターという具合になっとります。
しかし、その情報量となると、どんどん簡略化されているわけです。
ツイッターに至っては、ほぼ見出しやコピーのような状態で情報が回りますからね。
まぁ、わかる人だけにわかりゃいいってもんです。
これは、もはやマスメディア不要論ということにもなっているわけで、関係者は、悲しい売られていく子牛のような目で未来を見ているわけですが、ドナドナ。
もともと産業革命以前は、近所の床屋での世間話が人々のもっぱらの情報だったらしいので、マスメディアがなくなったところで人はそれなりに生きていくのでしょう。
最近テレビで、一切の情報を遮断された芸人を観察するバラエティーのコーナーが始まりましたが、結構のんきに暮らしているようにみえます。
エサさえちゃんと与えられていれば、人は気楽に生きて行くものかもしれませんね。
他人と自分の比較情報も入らなければ自殺する気も起きないしょうし、案外いい世の中になったりして。
えっ?情報解説のブログをやっている者の言う事じゃない?
まぁ、情報もお盆休みという事で(T T)
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  # by weekly-yokoo | 2010-08-11 10:55 | 編集後記

第6回  【 死刑制度をどう見る?】

          第6回  【 死刑制度をどう見る?】


編集部: 先週7月28日に東京拘置所で死刑囚2人の刑が執行されました。
      横尾さんはどうお考えですか?


横尾 : 今回は2000年に宇都宮で宝石店ジュエリーツツミに押し入り、
      火をつけて女性従業員6人を焼き殺した男性、他1名が死刑になりました。
      これで死刑確定囚は107人になり、執行を待っています。
      ボクは死刑制度大賛成です。しかし、政治犯の死刑執行には断固反対です。
      なぜなら、政治犯というのは、時に権力によって死刑が利用されやすいからです。

編集部: 今度の死刑執行は千葉大臣の妥当性、という話に発展しました。

横尾 : 今度の死刑執行は死刑制度の全般の話の前に、もともと死刑制度に反対していた
      千葉法務大臣が了承して判子をついた、という事と、彼女が先日の参院選の結果、
      神奈川選挙区で落選して民間人となっていた事の2つが議論になりました。

編集部: 世論が割れていますね。

横尾 : ボクは法務大臣が民間人だということに対しては納得できるんです。
      千葉さんは弁護士だし、神奈川選挙区で落選といっても約69万票取って落選。
      高知では同じ民主党の広田一氏が約13万7千票で当選していて、
      一票の格差は5倍以上というひどい状況下の事ですですから。
      千葉さんは法務大臣でよいと思います。

編集部: ということは、もうひとつ納得がいかないことは?

横尾 : そうですね。死刑廃止論者なのに法務官僚に押し切られて判子を押したという点が
      まったく納得いかない。自分の思想信条を簡単に変えるな、と言いたい。
      死刑に立ち合って責任をまっとうしたということですがね。
      ボクは先ほども言ったように死刑賛成論者ですが、廃止の意見もわかる。
      なら信念を貫かないとね。

編集部: なぜ千葉さんは、信念を曲げたのでしょうか?

横尾 : 「法務官僚の判子押せ」という攻勢と事件の概要などを官僚から見せられて、
      こんな凶悪犯罪なら死刑執行はやむを得ない、とだんだん考え方が
      変わってきたのでしょうね。官僚にジワジワやられるのは死刑制度だけではなく、
      今の民主党の大臣に共通のことですけど。

編集部: 千葉さんは9月の民主党代表選までのつなぎの法務大臣といわれていますが。

横尾 : どうせ菅内閣は9月の民主党代表選挙まで。
      もし菅さんが勝っても内閣改造になりますし、負けたら他の首相になります。
      どちらにしても落選した千葉さんにはもう閣僚のメがない。
      ならば後1カ月の間、法務官僚が判子押せ、と言っても信念を曲げなければ
      よかったんです。

編集部: さて、本題の死刑制度廃止論について、どう考えますか?

横尾 : 死刑制度廃止論には大きく4つあります。
      人権の問題。人が人を裁く問題ですね。
      そして死刑制度は犯罪抑止力にならない、という点です。
      それから誤判断、足利事件などの冤罪での死刑を防ぐ。
      また国際情勢。ヨーロッパ各国も死刑を廃止している事も挙げられますね。
      いま死刑制度があり実際に執行している国は日本、中国、アメリカなど25カ国です。

編集部: しかし、世界の大勢に反して日本の世論は大半が死刑制度賛成ですね。
      なぜでしょうか?


横尾 : 日本は儒教的な考え方が入って、武士道精神でも腹を切る、死んでおわびをする、
      という精神文化の国でした。人の命をあやめた人が、責任をとるのは
      当然だという考えが多いのでしょうか。
      それから西欧のようにキリスト教的な宗教心とは違う価値観があるからでしょうか。
      だから、むしろ麻薬などの犯罪は刑を厳しくし、中国のように死刑に
      すればいいんですよ。そのほうが国民感情に近いのではないでしょうか。

編集部: 法が国民感情で左右されるのはよくないという法曹関係者の声もありますが?

横尾 : それは当然で、人民裁判みたいな感情はよくありません。
      あくまでも罪は刑罰を法律できちんと決めるのがスジです。
      しかし日本は、すべての点で罰則が甘く、犯罪者にはもっと厳しく刑を与えるべきだし、
      終身刑も作り生涯刑務所で暮らす、という厳しい罰がないとね。
      いまに犯罪によって社会制度は崩壊しますよ。現在の法律では、
      人を一人殺しただけだと、模範囚として認められた場合、7、8年で仮出所でしょ。
      刑務所の収容能力、刑務官増強などのあり方も考えないといけませんが。

編集部: どうして社会制度が崩壊するのでしょうか?

横尾 : 外国人社会になること。そして格差社会で希望を持てない人がヤケになって
      暴発する例が多くなるとこと、などが原因になると思います。

編集部: 刑の緩い日本で犯罪を犯す外国人が増加したり、
      日本人も安易に犯罪を犯す者が増えたりして、今までのような治安国家で
      いられなくなるかもしれないという事ですね。
      先週、大阪で3歳と1歳のわが子を暑いなかマンションに閉じこめて死亡させた
      若い母親がいました。この事件も裁判で弁護側は情状酌量を言うんでしょうかね。


横尾 : この事件は当然死刑でしょう。でも実際のところ裁判で母親の境遇、
      離婚の経緯などの情状を述べて死刑にならないと思います。
      2人殺しても十数年の刑ではね・・・。
      この事件は裁判員裁判になりますが、どんな判決がでるか。
      刑務所問題など、ぜひ機会を見てまたしゃべらせてください。

編集部: そうですね、この問題はまた今度、じっくり聞かせていただきます。
      本日もありがとうございました。

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  # by weekly-yokoo | 2010-08-04 11:14 | バックナンバー

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