週刊!横尾和博
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第419回 【 多民族のニッポンへ、入管法改正はよいのか? 】

第419回【 多民族のニッポンへ、入管法改正はよいのか? 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 今国会で出国法管理法案(入管法)の改正案が審議されようとしています。
     与党の自民党、公明党が党内で了承していますから
     多数決で法案は通るでしょう。
     来年の4月から実施、ということで政権は法案の成立を急いでいます。

編集部: なぜ急ぐのでしょうか?

横尾 : 財界からの要請です。
     人手が足りない、というのが大きな理由です。

編集部: 確かに今でも外国人が働く姿をよく見ます。

横尾 : ウチの近くでもコンビニ、飲食店、工事現場などに外国の人をよくみかけます。
     また街の中を歩いていても、中国人などをよくみます。

編集部: ここ数年であっという間に増えたような気がしますね。

横尾 : それだけ経済が好調で、人手が足りないということで、
     都会も深刻ですが地方も大変ですね。
     主に先ほど言った飲食店の店員やコンビニ、工事現場で働く他に
     工場などでも多くの外国人が働いているようです。

編集部: 今度の法案の問題点は?

横尾 : 現行では一応技能実習生として「技術を学ぶ」ことを名目にしています。
     だけど仕事の現場では単純労働をさせているのが実態です。
     それを受け入れ名目を単純労働でも構わない、とすることで
     多くの外国人を呼び寄せようとしています。
     最初の来年度は1年間で4万人を目標にしています。
     経済界の要請ですが、あまりにも人が足りないからとの理由だけで拙速です。

編集部: 将来的に移民に繋がる、との心配もあるようですが。

横尾 : はい、日本は原則移民を認めていませんが、実態は日本人との
     偽装結婚などで実質的な移民がどんどん増えています。
     保育園や公立小学校でも外国人の子供がいますよ。
     ボクは差別するつもりは毛頭ないのですが、単純労働者でも移民でも、
     一番大事なのは彼らの社会保障や医療、教育、
     治安をどうするのか、という問題点が置き去りです。
     また昔のタコ部屋のように、低賃金で使われてしまうのではないかとの
     心配があります。

編集部: そうですね。

横尾 : だから国民的な議論が大事です。
     日本をこれまでのような国でいくのか、それとも移民国家とするか、
     文化や習俗も含めて議論する必要があります。
     まずは日本人の若者や主婦や高齢者に労働環境をよくして
     働いてもらうことが一番で、3K(きつい、汚い、危険)の職場を
     なくすことが先決です。

編集部: 日本の若者でも働いていない人はたくさんいると?

横尾 : 15歳から34歳までの若年無業者(学校も行かず、働いてもいない人)は
     約56万人といわれています。
     またパート、アルバイト、契約社員など非正規雇用は働く人の中の4割です。
     彼らの1割でも働き、正社員化すれば初年度4万人の外国人労働者は不要です。
     ここを解決しないと差別やヘイトの温床になり、
     また治安対策上も大変な負荷が社会にかかります。
     まったくどうしようもない法案です。


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  # by weekly-yokoo | 2018-11-14 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.419

 第419回 【 今年の新語・流行語大賞候補が決まる!】

編集部:「今週の気になる?」のコーナーは?

横尾 : 今年も新語・流行語大賞の候補が先週発表されました。
     候補は30あがっています。

編集部: このノミネートを聞くだけで、毎年暮れが近い、との季節感がありますね。

横尾 : はい、あとはボージョレ解禁日が過ぎ、「今年の漢字」がでるといよいよ年末、
     師走が近づく感じがしますね(笑)。

編集部: 30ある候補の言葉で横尾さんが、気になる言葉は?

横尾 : ボクは「そだねー」「スーパーボランティア」「#MeToo」ですかね。

編集部: 「そだねー」は女子カーリングチームの北海道訛りがよかったです。

横尾 : はい、ボクは方言、なまりが大好きなので(笑)。
     いまはテレビにお笑いの影響でヘンな関西弁がどこでも使われるようになって、
     苦々しく思っていますから。

編集部: 「スーパーボランティア」は例の大分に住む男性ですね。

横尾 : はい、周防大島で行方不明の幼児の捜索にあたって発見したキャラの
     立つオジサンですね(笑)。
     あの人の話を聞いていると、昔の昭和の日本人みたいなような気がして、
     現代人が失った心を思い出させてくれますね。
     効率や効果を求める市場原理主義の世の中への警鐘のような感じでした。

編集部: まだ他に候補にあがってもよい言葉がありそうですが?

横尾 : 新語・流行語大賞はマイナスの影響がある言葉は選ばれないそうです。
     まあ1年のシメですから、明るく陽気にいければ、いいのかもしれませんけどね(笑)。


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  # by weekly-yokoo | 2018-11-14 09:01 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.419

先日、知り合いからのお誘いで小劇場の舞台観劇に行ってまいりました。学芸大学、千本桜ホール。わずか70人ぐらいの小劇場であったが、その世界観に見入り、あっという間に自分がそんな狭い空間にいる事を忘れさせてくれた程の内容に感激した。ストーリーの展開も分かりやすく、細かな伏線が散りばめられ、最後にはすべて回収してスッキリする。私好みのストーリーで小説を具現化している様なものであった。小劇場だから見える出演者一人ひとりの表情、息づかい、感情が私の中に飛び込んできた。良い意味で土足で踏み込んできてくれてよかった。大きな劇場で観る演出も素晴らしいものがあるが、小劇場だから見える、感じられる部分が大きく出た、そんな舞台であった。恥ずかしながら、クスクスと笑え、時には声に出して笑い、グッとくるシーンに感動し涙してしまいました。出演者の皆さまはもちろん、照明、美術などのスタッフ、制作陣も大変だったかと思いますが、素晴らしいものを観させていただき、この場を借りてお礼を伝えさせてください。ますますの活躍を期待し、またひっそりと観劇に足を運んでみようかなと思っております。

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  # by weekly-yokoo | 2018-11-14 09:00 | 編集後記 | Comments(0)

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