週刊!横尾和博
週刊!横尾和博

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第413回 【 カジノ実施で社会は荒れる! 】

 第413回 【 カジノ実施で社会は荒れる! 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 先週、国会でカジノ実施法が成立しました。
     全国で3か所を基本に民間業者が運営するカジノを作り、
     刑法の賭博罪を免除する法案です。
     大阪、長崎、北海道、和歌山が名乗りをあげています。

編集部: ギャンブルを政府が推進するようですが大丈夫なのでしょうか?

横尾 : 競馬、競輪、競艇などのギャンブルは、一応公営ですが、
     カジノは民間事業者の運営です。
     一番心配されるのはギャンブル依存症です。
     今回の特徴は、最初の計画にはなかったのですが、カジノ運営業者が
     お客さんにその場でお金を貸せる仕組みを認めたことです。

編集部: それは昔の賭場のようですね?

横尾 : はい、胴元が負けの込んできた客に、金を貸してもっと掛けさせる。
     お客は身ぐるみ剥がされて、借金だけが残り、犯罪の温床になります。

編集部: ほかの問題点は?

横尾 : マフィアや反社会的勢力が裏で活躍するのは間違いないです。

編集部: なぜ世論も反対が圧倒的だったのに、国会で通したのでしょうか?

横尾 : 説は2つで、ひとつはアメリカのカジノ王はトランプ大統領の大口支援者で、
     トランプ大統領から安倍さんが頼まれた、という説。
     もうひとつは来年になると春の統一地方選、夏の参院選で
     不利になるというので、今年は選挙がないので、いまのうち、という説です。

編集部: カジノは外国人を誘致する、という説もありますが?

横尾 : 少しは外国人観光客も遊ぶかもしれませんが、
     訪日外国人は日本文化に触れるのが楽しみなのです。
     京都、奈良、浅草など日本の魅力あるスポットや、
     アニメやキャラクターなどのサブカルに興味があり、
     わざわざカジノをやりに日本には来ません。
     マカオなどカジノの本場にでかけるでしょう。

編集部: するとギャンブル漬けになるのは日本人?

横尾 : はい、そもそも小金を溜めている日本人を標的にして、
     金を巻き上げようとするのですから。
     何か物やサービスを売って、アメリカの会社の利益になるのなら、
     まだよいのですが、博打で金を巻き上げようとするのを、
     日本政府が応援するのですから困ったものです。
     アメリカについで世界第2位のカジノ大国になるでしょう。
     ゆえに日本社会は相当荒れて、金銭がらみの犯罪が増えますね。
     たとえばオレオレ詐欺のような、手口が増え、その金で犯人が
     カジノで豪遊するのは、目にみえています。
     あと数年後にはできるでしょうけど、皆さん犯罪も含めてギャンブルは
     麻薬と一緒ですから、気をつけてください。


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  by weekly-yokoo | 2018-07-25 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.413

    第413回 【 殺人猛暑に気をつけよう! 】

編集部:「今週の気になる?」のコーナーは?

横尾 : 異常な猛暑が気になります。
     「命の危険」と気象予報やニュースで言われるような暑さは異常です。
     先週の編集後記にもありましたが、皆さんくれぐれも水分、冷房、
     休息をとってください。
     先日朝の通勤電車に載ったら、先を走る2台が、両方とも新宿駅で
     急病人介護のため一時停車、というアナウンスでびっくりしました。
     暑さと満員電車で、みなさん具合が悪くなるのですね。

編集部: ホントに今年は異常ですね。梅雨がなかったですね。

横尾 : 根拠はないですけど、地球温暖化などが原因で、
     日本は昔の気候とまったく別の現象が起きていると思うのです。

編集部: それはどうしてですか?

横尾 : あくまでも勘ですが。
     つまり亜熱帯化しているということです。
     つまり国技の名目で甘やかされているのです。
     いままで日本は温帯気候という地域だったのですが、
     沖縄や南の島のようになってしまったじゃないかと。

編集部: つまり気候変動で今までの日本の気候と違う亜熱帯化している?

横尾 : はい、だからボクたちは今までの経験や体験などで「暑い」とか
     つまり亜熱帯化しているということです。
     「異常な猛暑」だとか言っていますが、経験や体験が通用しない、
     未知の領域の気候になっているのだと思います。

編集部: 今までの経験値では、測れないということですか?

横尾 : はい、だから水分、涼しいところ、外出しない、休息など
     決まった行動をとるのはあたりまえですが、屋外での仕事は
     午後休みにするとか、学校でのプールや郊外学習は中止するとか、
     大胆な施策を行政が打ち出さないと、熱中症での死者が増大すると思います。
     今毎日のように熱中症での死者が数名ずつ出ています。
     これはよく考えてみると大変なことです。

編集部: 今までの暑さとは違う、経験しない猛暑、ということで気をつけましょう。

横尾 : 豪雨と同じく、経験していないことを先読みする想像力が大事です。
     くれぐれも暑さに気を付けましょう。


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  by weekly-yokoo | 2018-07-25 09:01 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.413

最近話題に上ることが多くなった「eスポーツ」。日本でも日本eスポーツ連合(JeSU)が2月に発足し、五輪採用に向けた動きやライセンス発行、育成などの支援が始まりました。そんな中、8月に行われる「アジア競技大会」の東アジア地区予選が6月に行われ、2タイトル、計3名が予選を通過し、本戦への切符を掴みました。しかし日本オリンピック委員会(JOC)は現状、彼らに対して、「日本オリンピック委員会(JOC)が派遣する正式な日本代表ではない」という事らしい。日本オリンピック委員会(JOC)はeスポーツをスポーツとして正式に認めておらず、選手派遣についても競技団体の日本eスポーツ連合(JeSU)が選出した選手について、手続きを代行しただけという立場だという。JeSU側はJOCに加盟する意向を示しているが、JOCは一切これに対して議論していないそうだ。どうもJOCの中では「テレビゲームがスポーツなのか」という慎重な意見が根強いみたいで、中々議論が進まないそうだ。しかし、いつまでもこんな状態では良くなく、2024年のパリ五輪ではeスポーツが正式採用されるとの観測もあり、早くこの状態が解決して欲しいと思います。

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  by weekly-yokoo | 2018-07-25 09:00 | 編集後記 | Comments(0)

第412回 【 西日本豪雨 平成最悪の犠牲者で 】

 第412回 【 西日本豪雨 平成最悪の犠牲者で 】

編集部: 7月上旬の西日本豪雨は犠牲者がたくさんでて、大きな被害をもたらしました。

横尾 : 今の日本列島は台風の他に、ゲリラ豪雨や異常な大雨で、ただでさえ地震、
     火山国なのに、気象の変化で大きな災害を生むようになりました。

編集部: やはり地球温暖化による影響でしょうか?

横尾 : そう思います。
     今年の冬は寒くて、ラニーニャ現象といわれました。
     つまり赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、
     海水温が平年より低くなる現象のことです。
     ラニーニャの年の夏は逆に暑くなるらしいです。
     異常な猛暑もその影響です。

編集部: すると豪雨は避けられない?

横尾 : はい、地球環境を改善するには100年くらいかかります。
     温暖化などの原因であるCO2対策をとらないと抜本的にはだめです。
     また地球のスケールの大きい数千年規模の温暖と寒冷を
     繰り返す周期もあります。
     つまり自然を封じ込めようとする対策はダメなんですね。

編集部: つまり堤防や防潮堤などコンクリートで固め、封じ込めることですか?

横尾 : はい、コンクリートや堤防は一定の効果はあっても抜本的にはダメなのです。
     相手は自然ですから。

編集部: ではどうすればよいのでしょうか?

横尾 : 水害や地震津波は過去の危険個所として記録でわかるのです。
     ホントはそこに住まなければ一番よいのですが、そうもいきません。
     でも山を削り、海岸間際まで住宅を建てるようになり、土地開発業者が
     地面を商売にしている限り、自然とは共生できません。
     開発したシッペ返しは必ずきます。

編集部: だから心構えが必要なのですね?

横尾 : はい、自分が住んでいる場所がどのような場所、土地なのか、
     自治体が作っているハザードマップでふだんから確認し、
     もしもの場所の避難先や気象情報に敏感になり、
     早めの避難を考えるしかないです。
     特に大小の河川と崖、裏山などがある地域ですね。
     それが今回の多くの犠牲者を生んだ教訓になります。


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  by weekly-yokoo | 2018-07-18 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.412

    第412回 【 大相撲に喝! 】

編集部:「今週の気になる?」のコーナーは?

横尾 : 大相撲名古屋場所が開催されていますが、3横綱が休場、大関に
     昇進したばかりの栃ノ心も休場でつまらない場所になりました。

編集部: 大相撲は横綱の暴力問題や、貴乃花親方らの内部抗争で、
     イメージがよくないですね。

横尾 : せっかくの日本人横綱の稀勢の里も8場所、休場続き。
     プロスポーツとして失格ですよ。
     入場料を下げてもらいたいですね。

編集部: でも人気があるように見えるのはなぜですか?

横尾 : NHKの中継と、NHKがあまり厳しいことを言わないのが、
     ぬるま湯世界につかっている原因と思います。
     つまり国技の名目で甘やかされているのです。
     サッカーと比べてください。
     日本代表の西野監督は短期間でチームをまとめ、この前のワールドカップで
     善戦しましたが、すぐに解任です。
     プロ野球でも成績がわるければシーズン途中で監督解任もあります。

編集部: すると大甘の大相撲は、自浄作用がない限り見離されますね。

横尾 : はい、NHKも大甘中継は考えどころだと思いますよ。


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  by weekly-yokoo | 2018-07-18 09:01 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.412

連日の猛暑、皆さん生きてますか!我が家の寝室にはエアコンがなく、扇風機だけでなんとかやり過ごしていたのですが、昨年とうとう耐え切れずに、ウインドファンを導入しました。長年エアコンになれていたせいか、久しぶりのウインドファンの轟音に耐え切れず、昨年は耳栓をして寝ていたのですが、今年はあまりの暑さに耳栓なくても爆睡できるようになってきました。たかだか、我が家の寝室事情ひとつのことですが、年々地球規模で気候が厳しくなっているのはどうやら現実のようです。2030年には、地球のほぼ全域にわたり高温化するとのデーターも・・・エアコンのおかげで室内はまだ暮らしていけますが、生きていくためには外に出なくてはならないことも多い中、今後地球はどうなってしまうのでしょうか?宇宙ステーションでの作業のように、地球上でも室外作業時はなんらかの宇宙服的なものを着ないとダメになってしまうのでしょうか?アメリカの火星探索も、単なる人類の夢ではなく、必要に駆られ急務になる日も近いのかも。

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  by weekly-yokoo | 2018-07-18 09:00 | 編集後記 | Comments(0)

第411回 【 東京五輪のボランティアはブラックボランティア 】

 第411回 【 オウム事件 麻原死刑囚らの刑執行 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 先週6日(金)に地下鉄サリン、松本サリン、坂本弁護士一家殺人事件などの
     首謀者であるオウム真理教代表の麻原死刑囚と
     幹部6人の死刑が執行されました。

編集部: いきなり入った衝撃的なニュースでした。

横尾 : オウム事件では全部で13人の死刑が確定しており、
     残り6人が未執行ということになります。

編集部: オウム事件ももう23年たち、今の若い世代はわからない人も多いようですね。

横尾 : はい、1995年当時生まれた人で23歳、
     事件当時10歳だった人で33歳、過去の事件になりました。

編集部: 横尾さんはこの事件をどう見ていましたか?

横尾 : ボクは自分たちの勝手な宗教観で、関係ない周囲の人を巻き込んだ
     とんでもないテロ事件だったと思います。
     もちろん思想信条の自由、宗教の自由は保証されなければなりません。
     しかし、時として妄想、観念は暴走してしまいます。
     正義のためなら他人を殺してもよい、救済のためなら殺してもよい、
     という極論に辿り着くことにもなります。
     つまり〇〇のためなら、というのが怪しいと思うのです。

編集部: そうかもしれません。

横尾 : ゆえに彼らが暴走した理由を社会学、心理学、哲学、
     文学の立場から考えることはとても重要です。
     ただ犯した罪、実行行為については、法の裁きが必要です。

編集部: 若い世代が増えて、オウム事件を知らない人が増え、
     一方オウムは、名を変え、今でも活動している危機感が、
     死刑の背景にあったのでしょうか。

横尾 : そうでしょうね。
     神格化、殉教というパターンが国家権力にとっては嫌だったのでしょう。
     でもカルトは現代の混迷する社会のなかでは、オウムだけではなく、
     いろいろな形で表れてきます。
     正直、先進国の病だと思います。


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  by weekly-yokoo | 2018-07-11 09:05 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.411

   第411回 【 芥川賞候補の盗作問題は? 】

編集部:「今週の気になる?」のコーナーは?

横尾 : 7月18日に、芥川賞の発表があります。
     このコーナーでもよく取り上げていますが、芥川賞というのは
     純文学の新人賞で1月と7月の2回発表があります。
     最近はメディアでも大きく報道され、芥川賞の概略や内容など
     一般にはよく知られていないまま、賞の名前だけがひとり歩きしていますね。

編集部: 中身はよくわからないのが実情だと思います。

横尾 : 今回は候補作品が5つです。
     ノミネートされたなかに「群像」という講談社が出している文芸誌に
     掲載された北条裕子「美しい顔」があります。
     この作品、群像新人賞を獲ったばかりで北条さんは無名の人です。

編集部: 作品の内容は?

横尾 : 3・11の大震災の直後の避難所での混乱、殺到するメディアの如何わしさ、
     ボランティアの善意の押し売りなどを、文学的に批判し、
     津波で亡くなった母親の死に顔を題名に比喩したもので、
     リアリズムで書かれた上手な作品です。

編集部: 文芸誌にでたときは評価が高かったのですか?

横尾 : はい、ボクも評価しましたが、作者は震災の現場に行かず、
     ボランティアもせずに、実際に体験していないことを書いた、
     その手腕がたいしたものだと思いました。

編集部: 実際に体験していないのに書くことはアリですか?

横尾 : 文学の場合はありです。
     ノンフィクションの場合は取材しないで書くことはありえません。
     フィクションではありですね。
     たとえば戦争を体験していないボクたちが太平洋戦争の小説を書く、
     これは当然あってよいわけです。
     江戸や戦国時代のことを書く時代小説も同様です。

編集部: そう言われてみればそうですね。

横尾 : だから先行文献を参照しながらフィクション(虚構)にするわけで、
     作品の最後に出典を書いておくのが礼儀です。

編集部: 今回は参考文献を書かなかった?

横尾 : 出版元の講談社はその事のミスは編集部の責任と認めています。
     しかし参考文献を挙げればそれでよいのか、盗用、コピペではないのか、
     というのがマネをされたと主張する新潮社などの言い分で、
     コトは大きくなっています。

編集部: 盗用された、との主張はどこがしているのですか?

横尾 : 石井光太『遺体』(新潮社)、金菱清『3・11慟哭の記録』(新曜社)などで
     いずれも版元が主張しています。

編集部: 横尾さんはどうお考えですか?

横尾 : ボクは現時点で、『美しい顔』と『遺体』『3・11慟哭の記録』を読み比べて、
    どこが盗用にあたるのか、あたらないのか、詳しく検証していないので、
    コメントはしません。
    ただ一般的には先ほどお話したように、小説家は体験しなくても書ける、
    参考文献や映像や体験者の話から、想像力で書くことができる。
    ゆえに本当に盗用だったら、作者は謝罪し、作品を抹消するべきです。

編集部: 横尾さんは3・11の際に東北に出かけましたよね。

横尾 : はい、防災士という民間資格を持っており、仲間と車で
     被災1か月後くらいに仙台、東松島、石巻に行きました。
     周囲の臭いや砂のざらつきなど、体験しないとわからない事が沢山あります。
     五感表現が視覚や聴覚だけで、この作者は体験していないことが
     わかりましたけどね。
     でもそれは先ほど話したように、虚構としての文学という意味では、
     よいかと思います。

編集部: 今後はどうなりますか?

横尾 : 講談社が全面的に反論して、作品をホームページで全文公開するということで、
     論争は大きくなるばかりです。
     講談社は盗作だったら会社の名誉に関わりますから。
     現時点でまだ落ち着き先は見えませんね。
     作者が盗用を認めれば別ですけど。


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  by weekly-yokoo | 2018-07-11 09:01 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.411

現在世界で最も賑わっているスポーツの祭典、サッカーワールドカップであるが、先日世界が多く注目したニュースが試合後の日本人サポーターではなく、他の出場国のサポーターが自主的にゴミ拾いをおこなったというニュースだ。以前から日本人サポーターの試合後のごみ拾いが注目されているが、今回は違う。日本人のその姿が素晴らしいと共感した国々が真似てくれている。スポーツは世界を変えると言われているがこの様な形でも世界に影響を与えられる事は本当に素晴らしい。そもそも日本人サポーターによる清掃活動は、日本が初出場した1998年のフランス大会にさかのぼる。礼儀正しい姿を地元メディアが報道。以来、ほかの海外メディアも注目するようになった。今回も海外の複数メディアがこうした活動を評価する記事を掲載している。残念ながら我が日本はベスト16で終わってしまったが、まだまだワールドカップの熱は冷ていない。優勝国を予想しながら夜更かしして見る人たちが多い中、ゴミ拾いの習慣を国内の他のスポーツでも教訓としてほしい。さて、私も自分にムチを打って部屋の掃除を行うとしよう。まずはここからだ

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  by weekly-yokoo | 2018-07-11 09:00 | 編集後記 | Comments(0)

第410回 【 東京五輪のボランティアはブラックボランティア 】

第410回【 東京五輪のボランティアはブラックボランティア 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 2020年、再来年夏の東京五輪です。
     東京オリンピックは開催決まった後、招致裏金問題、新国立競技場見直し、
     招致時は7000億円だった予算規模が
     いつのまにか3兆円にも膨れあがった費用など、問題だらけでした。
     そもそも招致のコンセプトがコンパクト五輪だったにも関わらず。

編集部: 問題点の多い東京オリッンピック、というわけですね。

横尾 : はい、いま問題が大きくなっているのは、
     11万人というボランティアがブラックボランティアとして、
     ただ働きさせられる、との心配です。

編集部: どういうことでしょうか?

横尾 : 今年の夏も暑いですが、そもそも7月、8月の暑い時期に屋外で
     交通整理なんかやっていたら熱中症になるのはあたり前です。
     そして最初は宿泊費、交通費もボランティアだから出さない、
     と言っていました。
     今は批判があり、1000円の交通費を出すようなことは言っていますが。

編集部: ボランティアだからしょうがない、という側面もあるのでは?

横尾 : 本人の意思ですからね。
     でもその善意を逆手にとって、大会運営に8万人、交通整理の3万人、
     とてつもない数のボランティアを募集しています。
     ロンドン五輪でも7万人だったそうです。

編集部: そうですか。

横尾 : しかも大会運営ボランティアは、10日以上参加できる人で、
     指定された研修をすべて終了し、1日の仕事時間は8時間以上、
     という酷なものです。

編集部: これは有償ボランティアにして、雇用にも役立てるべきですね。
     東京オリッンピック組織委員会は予算がないのですか?

横尾 : いえ、スポンサー企業が50社以上集まり、
     4000億円くらい集めたといわれています。
     純粋なスポンサーで、ロゴなどを入れた諸々の商品の使用料の収益とは別です。
     当初の目標を軽くクリアしています。

編集部: でも全体で3兆円かかるのですよね?

横尾 : その不足分、約2兆以上を税金で穴埋めします。
     ゆえに組織委員会は自分の財布の中身を明らかに公開するべきなのに、
     公開せずに11万人をブラックのまま、善意を金儲けに利用しようとしています。

編集部: スポーツイベントは商業主義だとの批判も昔からありますね。

横尾 : 広告代理店の大きな市場になっていますね。
     ゆえに大手メディア、テレビを中心にこの問題はとりあげられません。
     スポンサーのCM収入を持ってくる広告代理店に、批判は言えないからです。


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  by weekly-yokoo | 2018-07-04 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

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