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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

カテゴリ:バックナンバー( 425 )

 

月刊 第8回 【 参議院選挙の行方】

月刊 第8回【究極のワンイシュー!NHKから国民を守る党】

編集部: 今月の話題をお願いします。

横尾 : 7月の参議院選挙で「NHKから国民を守る党」が1議席獲得し、
     公職選挙法にもとづく政党として認められました。
     4月の統一地方選挙では、市区町村議会に地方議員を送りだしました。

編集部: どのような政党なのですか?

横尾 : 2013年に発足したそうですが、
     ひとつの争点だけを取りあげた究極のワンイシュー政党だと思います。
     NHKに対する国民の不満が票を集めたのですね。

編集部: その主張はなんですかね?

横尾 : NHKの受信料に関する問題です。
     番組内容についての主張はないようです。
     ボクはむしろ偏った番組、政治報道のあり方を取りあげたいと思いますけどね。
     また受信料収入が大きいから豪華な番組づくりをしている事もです。

編集部: NHKの受信料に関する問題は、これで変わると思いますか?

横尾 : 一応ガス抜きのために、政府やNHKが何かやるかもしれません。
     でも基本的に変わらないです。

編集部: N国党の問題点は?

横尾 : たくさんある政策課題で賛成、反対の立場がわからずに、
     票をN国党に入れた有権者は、ほかの課題をすべて白紙委任した事です。
     たとえば憲法改正、消費増税、年金問題などです。

編集部: ワンイシューは面白いけど、そうした危険がありますね?

横尾 : 今後N国党をまねて、多くのワンイシュー政党ができると思います。
     そのような大衆、庶民迎合主義は、おもしろいけれど、
     逆に民主主義を危うくする可能性があります。
     あとの政策課題は全部お任せ、というのでは。
     メディアはその危険について警鐘を鳴らしたほうがよいですね。


  by weekly-yokoo | 2019-08-07 08:02 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第7回 【 参議院選挙の行方】

月刊 第7回 【参議院選挙の行方 】

編集部: 今月の話題をお願いします。

横尾 : 参議院選挙が7月4日告示、21日投開票で行われます。
     2020年代を占う重要な選挙になります。

編集部: それはなぜでしょうか?

横尾 : 参議院議員の任期は6年間、衆院議員のように国会解散がありませんから、
     2019年から2025年までの任期となります。

編集部: そうですか。するとこの6年の間に大きな変化が生まれると?

横尾 : はい、ひとことで言えば「憲法改正」「年金」「外国人労働者」
     「経済の停滞」など重要な政策課題が山積みになっています。

編集部: われわれ庶民にはあまり実感がないのですが?

横尾 : はい、テレビメディアを中心に政治の大切さを報道しなくなりました。
     上辺だけを報道していますからね。

編集部: 具体例を挙げると、どんなことが重要ですか?

横尾 : たとえば年金問題です。
     「老後年金では足りないから2000万円溜めろ」と金融庁の報告書を、
     選挙前でまずいと思って、
     安倍政権は報告書がなかったことにしてしまいました。
     これほど国民をバカにした出来事はありません。

編集部: ホンネは老後の生活に2000万円の貯蓄がいるというのですが、
     それを言うと選挙前だから、
     年金制度に国民の関心が向くことをそらしたのですね。

横尾 : はい、つまり金融庁の報告書ですから
     投資でお金を儲けろ、と言っているわけです。
     大銀行をはじめ金融資本の営業を援護しているわけです。

編集部: そもそも老後に2000万円必要というのはホントなのでしょうか?

横尾 : モデル家庭での試算ですが、実際はもっといると思います。
     自営業やフリーの人たちは国民年金だけで厚生年金の分はないですから、
     3000万円以上の預貯金が必要でしょう。

編集部: つまりホンネでは「年金で国を頼るな」、と言いたいのですが隠している?

横尾 : そのとおりです。
     年金は最低限暮らしていける分を保障するべきだと思いますが、
     夫婦ふたりで国民年金のみだと月に約13万円しか支給されません。
     借家の人は家賃だけで大変な負担ですから13万円では暮らしていけません。
     日本郵政が投資を勧めるパンフレットには夫婦で
     月に約35万円は必要、と書かれています。
     国民年金のだけの受給者は月に22万も足りない計算で、大変なことですね。
     2020年代になると年金支給額は「マクロ経済スライド」という
     わけのわからないカタカナ語を使いますが、
     要は年金減額がじょじょに進行し、ますます生活は苦しくなります。

編集部: だから今後6年間の参議院議員は
     しっかりしてもらわなくてはならないのですね?

横尾 : そういうことです。
     選挙は最近AKB選挙のように政策ではなく、
     人気投票のようになっています。
     このような投票をする人は自分で自分の首を絞めているのですね。


  by weekly-yokoo | 2019-07-03 14:09 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第6回 【 衆院解散、参院選挙とのダブル選はあるか?】

月刊 第6回【衆院解散、参院選挙とのダブル選はあるか? 】

編集部: 今月の話題をお願いします。

横尾 : 5月のひと月で、政治の流れがだいぶ変わってきました。
     ひとつは新天皇即位と新元号の令和です。
     奉祝ムードですが、政治家が期待したほどではないようです。
     二つめはトランプ米大統領に訪日の政治ショーです。
     話題の大相撲観戦でしたが、トランプさんの退屈そうな姿が印象的でした。

編集部: あのシーンはおもしろかったですね。

横尾 : 安倍さんや首相官邸がトランプ氏に頼んだ政治ショーでしたが、
     成功したかどうかは国民の反応を見ないとわかりませんね。

編集部: 流れが変わった三つめ何でしょうか?

横尾 : 永田町に解散風が吹き、政治家が浮き足だっていることです。
     また野党統一が進展し、候補者の一本化が進んでいることですね。

編集部: そもそも参院選は3年ごとの定例選挙ですが、
     安倍首相が衆院を解散するのはなぜでしょうか?

横尾 : はい、原則4年の衆院任期を解散して、総選挙を行うには理由、
     つまり「解散の大義」がなくてはいけません。
     解散理由は官邸側がなんだかんだと言うのでしょうが、
     本音は与党(自民、公明)に選挙結果が有利にはたらく時期だということです。
     自民党が勝てば安倍さんは安泰で再来年秋の自民党総裁4選、
     イコール首相継続をめざすでしよう。
     現在の世論が自民党や安倍さんに有利、とみて解散するのです。

編集部: 野党もいまひとつ人気がないですからね。

横尾 : そのとおりです。

編集部: すると衆院解散、総選挙の理由は10月の消費税値上げの是非でしょうか?

横尾 : ボクは憲法改正だと思います。
     国民はまだまだ憲法改正については理解していません。
     消費税は自分の財布に直接響きますから敏感ですが。

編集部: すると横尾さんは、いまの時点(6月1日)で、衆院解散、
     総選挙で参院選とのダブル選はアリ、と予想されているのですね。

横尾 : はい、現時点でかなり濃厚です。
     予想屋のようですが(笑)。
     来月の初めには予想結果が出ているはずです。
     はずしたらごめんなさい(笑)。


  by weekly-yokoo | 2019-06-05 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第5回 【 10連休でも浮かれていられない!】

  月刊 第5回 【 10連休でも浮かれていられない! 】

編集部: 5月1日から「令和」(れいわ)が始まりました。

横尾 : メディアでは新しい時代のように報じますが、実際は昨日、
     今日、明日という時の流れですから、あまり感慨は湧きませんね。

編集部: 世の中は10連休で浮かれていますが?

横尾 : 働く人たちの非正規雇用は4割、日給月給の人は収入が減り、
     月の定額労働時間制の職場では1カ月何時間と決まっていますから、
     休みでも出勤せざるを得ない。
     結局10連休でも、どこかにしわ寄せがいくのですね。
     そのことはあまり報じられません。

編集部: 保育園や病院の開きについては報じられていますね。

横尾 : そう、それは受け入れ態勢の話で、肝心の収入減や残業しないと
     定額制の労働時間の職場では、
     サービス残業かサービス休日出勤しかない。
     それが令和の時代の労働環境ですね。

編集部: 働く人には不利になっている?

横尾 : 働き方改革、といっても昭和の時代からは経済情勢が変化し、
     非正規と正社員の格差は給与だけでなく、
     休日の取り方などにも格差が生じています。
     また法律どおりにやらないブラックバイトも横行しています。

編集部: 外国人労働者もこの4月1日から受け入れ可能になりました。

横尾 : 日本語教育や専門技能をもっていることを条件に
     大量に受け入れることになりました。
     結局ブルーカラーを中心に、日本の若者がやりたがらない仕事を
     外国人に押し付けるんですね。
     東電が福島原発事故処理の現場に外国人を受入れるという事がその典型ですね。
     労働力が足りない、というのが政府や企業の論理でしょうが、
     日本社会の根本に関わる問題です。

編集部: 令和になっても経済状況は変わらないでしょうか?

横尾 : 変わらないですね。
     2020年の五輪後は不景気になる、との予測もあります。
     今年の10月から、消費税10%で庶民の消費は一時的に落ちるでしょう。
     あまり経済の明るい材料はありませんね。
     だから労働環境も賃上げどころか悪くなる予想もしていた方がよいでしょう。

編集部: あとの問題点は?

横尾 : 大都市の市区町村選挙は議員が職業になっています。
     国会議員も同じで世襲が行われています。
     ホントに地域に密着した子育て中のお母さん、
     給与生活者が議員にならないと生活密着にならないと思います。
     また女性議員へのセクハラなども問題になっています。
     これは有権者の民度の低さを表していますね。
     高い住民税を議会歳費でムダにしてほしくないです。

編集部: そのとおりですね。

横尾 : 新しい世になるのだから、政治もいつまでも古い体質のままだと
     庶民に見離されてしまいます。
     投票率が低いのは、無関心の庶民にも責任がありますが、
     政治の古い体質が「どうなっても変わらない」
     という意識を生んでいるのも事実。
     政党や政治家は反省してほしいです。


  by weekly-yokoo | 2019-05-01 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第4回 【 新しい元号、だけど古い選挙!】

  月刊 第4回 【新しい元号、だけど古い選挙!】

編集部: 「令和」(れいわ)という新しい元号が発表されました。
      まず新元号の感想、いかがですか?

横尾 : まだピンときませんね。『万葉集』と言われても…。
     元号は最初なじみがないのですが、使っているうちにだんだん慣れてきますね。
     平成元年(1989年)のときもそうでしたけど。

編集部: さて今週の話題は?

横尾 : はい、今年の4月は4年に1度の統一地方選挙の年です。
     4月7日投開票の前半戦と4月21日投開票の後半戦とがあります。
     前半戦は道府県知事、道府県議員、政令指定都市の首長と議員選挙です。
     後半戦は市区町村の首長と議員選挙です。

編集部: たとえば東京では?

横尾 : 区長と区議会議員の選挙があります。

編集部: 東京都知事や都議会議員の選挙は、別の年の別の月に行われていますが、
     なぜでしょうか?

横尾 : 首長の辞任やリコール、議会の中途解散などで、
     期の途中で選挙をやった自治体は
     統一地方選挙の日程からズレるのです。

編集部: そうなんですね。地方選挙、最近の問題点はどのようなことでしょうか?

横尾 : 地方は過疎化が進み、議員のなり手がいないのですね。
     議会が成立しないと民主主義が機能しなくなります。

編集部: でも議員が一けたの議会では対立はないと思いますが?

横尾 : そうですね。
     ボクは地方議会、特に区市町村の議会はイデオロギーではなく、
     住民にとって第一は何かを考えた政策をやるべきだと考えます。
     首長である市区町村の長も同様です。
     ただ原発の立地体や米軍基地などがある市区町村は、
     当然それに対する賛否があってしかるべきですが。

編集部: あとの問題点は?

横尾 : 大都市の市区町村選挙は議員が職業になっています。
     国会議員も同じで世襲が行われています。
     ホントに地域に密着した子育て中のお母さん、
     給与生活者が議員にならないと生活密着にならないと思います。
     また女性議員へのセクハラなども問題になっています。
     これは有権者の民度の低さを表していますね。
     高い住民税を議会歳費でムダにしてほしくないです。

編集部: そのとおりですね。

横尾 : 新しい世になるのだから、政治もいつまでも古い体質のままだと
     庶民に見離されてしまいます。
     投票率が低いのは、無関心の庶民にも責任がありますが、
     政治の古い体質が「どうなっても変わらない」
     という意識を生んでいるのも事実。
     政党や政治家は反省してほしいです。


  by weekly-yokoo | 2019-04-03 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第3回 【 沖縄の民意はどこに行く?】

月刊 第3回 【沖縄の民意はどこに行く?】

編集部: 今月の話題は何でしょうか?

横尾 : 先月24日、沖縄県で辺野古新基地建設をめぐる住民投票が行われ、
     反対が70%以上と賛成を大きく上回りました。

編集部: 沖縄ではこれまでも県民の意思が選挙でも示されていましたね?

横尾 : はい、知事選や国政選挙では辺野古反対の「オール沖縄」の候補が
     勝利してきました。
     今回は拘束力のない県民投票ですが、
     あるひとつの課題に「イエス」か「ノー」の意思を
     はっきりさせる「直接民主主義」の効果があったと思います。

編集部: これで辺野古新基地建設はストップしますか?

横尾 : いや安倍首相はじめ政府は工事を続行するかまえです。
     結果無視の姿勢ですね。
     沖縄県民の反発はさらにひどくなるでしょう。

編集部: なぜ首相は工事の続行を?

横尾 : アメリカの意向を言っていますが、ホンネは日本の都合です。
     米軍海兵隊は何も沖縄にいる意味がないのです。
     船は佐世保で、本隊はグァムにいるのですから。
     ただの経費持ちで日本がいてくれ、と言っているので、
     リップサービスで小人数の部隊を普天間に置いているのです。

編集部: 普天間は住宅地に密接で危険、といわれていますが?

横尾 : ならば日本本土に移すか、グァムに帰ってもらえばよいことです。
     建設業者をはじめ、いろいろな利権から辺野古に固執してるのですね。
     民意を無視するのは困ったものです。
     原発政策も同じですけどね。


  by weekly-yokoo | 2019-03-06 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第2回 【 政府統計の不正で日本は…】

月刊 第2回 【政府統計の不正で日本は…】

編集部: 今月の話題は何でしょうか?

横尾 : 厚生労働省が政府統計の数値を長年不正に発表していたことです。
     この不正統計は由々しき問題で、10年以上前の消えた年金問題と一緒です。
     ただ年金問題は大量の事務で国民の年金管理ができなかったという問題ですが、
     今回は政権にとって良いデータだけを意図的に流した、という疑いが濃厚で、
     極めて悪質です。

編集部: 今は2月の初旬ですが、政権は逃げ切ろうとしていますね。

横尾 : 森友学園問題、加計学園問題同様逃げ切れると踏んでいるのでしょう。
     去年のこの問題は首相のオトモダチに霞が関の官僚たちが便宜を図り、
     国会で追及されるとウソを繰り返して、逃げ切りを図った問題です。

編集部: 今回の政府統計の不正も同様に?

横尾 : 役人が悪いことにして逃げています。

編集部: この影響はどのようなことに?

横尾 : 労災保険や雇用保険の給付を受けていた人だけでなく、
     社会の賃金データのベースになるものですから、
     ほぼ国民の大半は間接的な影響を受けているでしょう。
     でもボクは国民が国家(役所)を信頼しないことに繋がる、
     大きな影響があると思いますよ。

編集部: それはどういうことでしょう?

横尾 : 北欧では長年国家の行政システムが信頼されているからこそ、
     税金は高いけど将来安心して医療や福祉、介護などを受けられる。
     そのために貯蓄は少なく、消費に回すので経済も停滞しないのです。
     つまり何十年か先の将来に渡って国家を信頼しているのです。

編集部: そういうことですね。

横尾 : 日本で若い人がよく言うのは、年金を払っても将来貰えるかどうかわからない、
     ということです。

編集部: はい、そうですね。

横尾 : 一理あって、将来の国家や行政のシステムに不安があるからです。
     政治家は自分の任期だけ、うまいことを言ってごまかしますが、
     国民が将来に不安があれば、お金を貯め込み使いません。
     いまの先進国の経済は「消費」が基本。
     これが停滞すれば企業も困り、国民も困りジリ貧になります。

編集部: そういうことですね。

横尾 : いまの政治家は2世、3世議員でお金の苦労や世間の苦労を知らない。
     ましてや将来の年金や社会保障などに興味がない。
     政府統計が不正だったらポーズだけ誤って、
     あとは時がたってみなが忘れるのを待っていればよい、
     と考えているのでしょう、本音では。
     これでは国家の信頼に関わり、将来的に日本の滅亡を早めるだけだと思います。
     信頼を構築するには国家でも企業、個人でも長い期間がかかるのですから。


  by weekly-yokoo | 2019-02-06 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第1回 【 祝!月刊 新年の悪夢!日本崩壊!】

月刊 第1回 【 祝!月刊 新年の悪夢!日本崩壊!】

編集部: 新年明けましておめでとうございます。
     今年もよろしくお願いします。
     今回から月刊でスタートということで、
     早速始めさせていただきたいと思います。

横尾 : 新年、明けましておめでとうございます。
     皆さんのよいお年をお祈りしています。
     さて、月刊化ということです。
     もうすぐ平成も終わりなので、この30年間で
     日本社会の何が変わったのかの検証と、
     今後どうなるかを「悪夢の初夢」として考えてみたいと思います。

編集部: お願いします。

横尾 : そうは言っても平成生まれの人は30歳になるわけで、
     ホントに昭和時代を知っている人は40歳以上だと思うのです。
     乳幼児のころの社会風潮はあまりよく覚えていないですよね。

編集部: そうですね。
     30代の人は昭和と平成の中間のような存在で、
     昭和時代を記憶しているのは40歳以上でしょうね。

横尾 : それでこの30年間で一番進んだのは「アメリカ化」でしょうね。
     つまり市場競争原理主義、勝ち組と負け組の格差社会ですが、
     これがより進み、経済・社会面だけでなく外交や軍事面では
     つまり市場競争原理主義、勝ち組と負け組の格差社会ですが、
     アメリカ従属がさらに強まった、ということです。

編集部: 長い目で見るとそうなりますか?

横尾 : はっきり目に見えるのは、シャッター通り商店街です。
     まず小さな商店が潰れて、大規模な大型店の登場です。
     目に見えにくい分野では、自衛隊も実質的にはアメリカの
     下請け軍隊になろうとしています。

編集部: 商店はそうですね。
     でもいまは経済も軍事も中国が勢力を伸ばしていますね。

横尾 : はい、中国は脅威です。
     中国に対抗するアメリカに追従しているのがいまの日本ですが、
     この先よいのか、という課題はずっと残っていきます。

編集部: どうしてでしょうか?

横尾 : ボクはあと10数年で中国はアメリカを経済的に抜くと思います。
     また世界の覇権、主導権も中国がとると思います。
     その時にアメリカに追従してきた日本は「親分がこけて子分は…」
     ということになりかねないです。
     中国にべったりくっつけ、という意味ではなく、
     日本がアメリカ追従からじょじょに全方位外交に舵を切る時だと思います。
     まあ、アメリカは日本を離さないでしょうけどね。

編集部: もしそうなると国内ではどんな問題点が?

横尾 : 表の顔はアメリカに似た社会でも、実質的には中国資本の会社が増え、
     人口も中国系が多くなり、消費文化も中国系に向けた商品開発になります。
     具体的にいえば会社の幹部が中国人で、従業員は日本人のイメージ、
     日産のゴーンを思い浮かべるとイメージしやすいと思います。

編集部: すると日本社会がじょじょに中国化していくのですね。

横尾 : はい、中国はアメリカ同様に合理主義の国ですから、
     社会全体がギスギスした社会になっていくでしょう。
     ボクは日本の中国化社会の進行に国民の大多数が納得すれば
     それでよいと思いますが、国民が知らないうちに、
     中国化が進んでいくのは政治家や官僚の怠慢だと思います。

編集部: これからの日本は?

横尾 : 長いスパンでみると、
     今までボクらが考えていた昭和や平成と違う大転換の時代がきます。
     今年の改元はその一里塚になるでしょう。

※お知らせ「週刊!横尾和博」は2019年1月から「月刊!横尾和博」に変わり、バージョンアップします。今まで同様、ご愛読をお願いいたします。更新は毎月上旬になります。あわせて「横尾和博の赤羽B物語」もよろしくお願いします。


  by weekly-yokoo | 2019-01-09 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

第424回 【 平成の30年間とこれからは? 】

第424回【 平成の30年間とこれからは?】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : さて突然ですが、2010年6月から続いたこの「週刊!横尾和博」は、
     来月、つまり新年(2019年)1月より月刊になります。
     長年のご愛読ありがとうございました。

編集部: 月刊では、どのようなことを中心にお話を?

横尾 : 現実のリアルな政治や社会問題の他に時代の底流にある本質的なものに迫って
     いきたいと思います。
     例えば、安倍政権が長期に渡って支配を続けることができた背景とか、
     景気はよいという指標が発表されているのに、
     なぜ庶民の暮らしは楽にならないのか、など現象の裏側にある本質的なものを
     考えていきたいと思います。

編集部: それは楽しみですね。?

横尾 : 平成も2019年4月末で終わりを告げる予定です。
     この30年間、日本社会に何が起こったのかも考えていきたいですね。

編集部: その辺りをもうすぐ新年なのでテレビでいう番宣(番組宣伝)の様に、
     さわりだけでもお願いします。

横尾 : はい、ではさわりで((笑))
     平成の30年間、つまり1989年1月からの30年ですが、
     世界や日本で何が起こり、何が変化し、何が変わらなかったのか。
     とても一概には語れませんが、少なくとも社会的には
     平成は阪神・淡路大震災や東日本大震災のように「大災害」に見舞われたこと。
     国内ではオウムによるテロ、国際的には9・11とアフガン・イラク戦争を
     頂点とした戦争の時代だったと思います。

編集部: そうでしたね。

横尾 : 経済的にはバブルが崩壊、失われた20年ともいわれ、
     非正規雇用や低賃金層の格差社会が進みました。

編集部: 少子高齢化に向かうこともハッキリして右肩上がり時代の終わりでしたね。

横尾 : はい、元号が変わる新しい時代は日本には移民やアジアからの外国人が増え、
     他民族社会が進みます。
     彼らもひどい労働条件で社会が不安定化します。
     低所得、貧しい日本人(プア・シャパニーズ)と、
     その下にあらたに貧しいアジア系外国人が増えます。
     社会状況や文化が大きく変化する時代になるでしょう。

編集部: つまりアメリカのような社会に?

横尾 : アメリカにはリベラルな勢力も一定存在し、差別などに敏感に対応しますが
     日本はメディアを中心にリベラル感覚をこの30年で失いました。
     ゆえに差別社会と貧富の差が拡大したことに歯止めがかからないでしょう。
     わかりやすくいえば、反トランプのうねりは大きいですが、
     日本では反安倍政権のうねりは大きくならないことが象徴です。

編集部: もっと詳しくお聞きしたいのですが、来年の月刊化を楽しみにしています。

横尾 : はい、みなさん良いお年をお迎えください。

※お知らせ「週刊!横尾和博」は2019年1月から「月刊!横尾和博」に変わり、バージョンアップします。今まで同様、ご愛読をお願いいたします。更新は毎月上旬になります。あわせて「横尾和博の赤羽B物語」もよろしくお願いします。


  by weekly-yokoo | 2018-12-26 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

第423回 【 沖縄・辺野古新基地建設で海に土砂投入! 】

第423回【 沖縄・辺野古新基地建設で海に土砂投入!】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 先週14日、沖縄県の辺野古新基地をめぐって国が工事のために
     土砂を海に流し込みました。
     きれいな珊瑚礁の海に、土砂は似合わないと思いますけどね。

編集部: 沖縄県は反対しているのになぜ政府は強硬なのでしょうか?

横尾 : アメリカへの配慮と沖縄県内の建設業者への配慮からでしょう。

編集部: 新しい基地はホントに必要なのでしょうか?

横尾 : 辺野古は普天間基地の代替といわれていますが、
     そもそも米軍海兵隊の基地なんです。
     でもアメリカは絶対的に必要としていない。
     その理由としてグァム撤退の考えも米軍内にはありますからね。

編集部: そうですか!

横尾 : ひと言で米軍基地といいますが空軍、海軍、陸軍、海兵隊と
     それぞれ軍の機能で基地の性格も変わります。
     例えば横須賀の米軍基地は海軍基地、岩国や三沢、沖縄・嘉手納は空軍、
     というようにです。
     辺野古は海兵隊の基地です。

編集部: そもそも海兵隊とは?

横尾 : よく映画にある第2次世界大戦でのノルマンディ上陸作戦を思い起こすと
     わかりやすいです。
     つまり船に乗って海から敵前に上陸し、戦闘を行う精鋭部隊です。
     ゆえに気が荒いともいわれています。
     でも、今はミサイルの世の中で敵前上陸するような戦争は起こりません。
     だからアメリカ軍も基地を沖縄におかなくてもよいと本音で思っているのです。

編集部: ではなぜ辺野古新基地建設に20年以上もこだわるのでしょう?

横尾 : それはアメリカよりも日本政府がこだわっているからです。
     アメリカもただで基地を作ってくれ、運営経費も日本が
     すべて出してくれるのですから、内心ではどちらでもよいと考えていて、
     表面上は「基地は必要」といっているだけです。
     沖縄の県民の意思は「ノー」と何回も選挙ではっきりしているのに、
     日本政府はゴリ押しするのはもうヤメにしてほしい、と思います。


  by weekly-yokoo | 2018-12-19 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

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