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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

カテゴリ:バックナンバー( 421 )

 

月刊 第4回 【 新しい元号、だけど古い選挙!】

  月刊 第4回 【新しい元号、だけど古い選挙!】

編集部: 「令和」(れいわ)という新しい元号が発表されました。
      まず新元号の感想、いかがですか?

横尾 : まだピンときませんね。『万葉集』と言われても…。
     元号は最初なじみがないのですが、使っているうちにだんだん慣れてきますね。
     平成元年(1989年)のときもそうでしたけど。

編集部: さて今週の話題は?

横尾 : はい、今年の4月は4年に1度の統一地方選挙の年です。
     4月7日投開票の前半戦と4月21日投開票の後半戦とがあります。
     前半戦は道府県知事、道府県議員、政令指定都市の首長と議員選挙です。
     後半戦は市区町村の首長と議員選挙です。

編集部: たとえば東京では?

横尾 : 区長と区議会議員の選挙があります。

編集部: 東京都知事や都議会議員の選挙は、別の年の別の月に行われていますが、
     なぜでしょうか?

横尾 : 首長の辞任やリコール、議会の中途解散などで、
     期の途中で選挙をやった自治体は
     統一地方選挙の日程からズレるのです。

編集部: そうなんですね。地方選挙、最近の問題点はどのようなことでしょうか?

横尾 : 地方は過疎化が進み、議員のなり手がいないのですね。
     議会が成立しないと民主主義が機能しなくなります。

編集部: でも議員が一けたの議会では対立はないと思いますが?

横尾 : そうですね。
     ボクは地方議会、特に区市町村の議会はイデオロギーではなく、
     住民にとって第一は何かを考えた政策をやるべきだと考えます。
     首長である市区町村の長も同様です。
     ただ原発の立地体や米軍基地などがある市区町村は、
     当然それに対する賛否があってしかるべきですが。

編集部: あとの問題点は?

横尾 : 大都市の市区町村選挙は議員が職業になっています。
     国会議員も同じで世襲が行われています。
     ホントに地域に密着した子育て中のお母さん、
     給与生活者が議員にならないと生活密着にならないと思います。
     また女性議員へのセクハラなども問題になっています。
     これは有権者の民度の低さを表していますね。
     高い住民税を議会歳費でムダにしてほしくないです。

編集部: そのとおりですね。

横尾 : 新しい世になるのだから、政治もいつまでも古い体質のままだと
     庶民に見離されてしまいます。
     投票率が低いのは、無関心の庶民にも責任がありますが、
     政治の古い体質が「どうなっても変わらない」
     という意識を生んでいるのも事実。
     政党や政治家は反省してほしいです。


  by weekly-yokoo | 2019-04-03 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第3回 【 沖縄の民意はどこに行く?】

月刊 第3回 【沖縄の民意はどこに行く?】

編集部: 今月の話題は何でしょうか?

横尾 : 先月24日、沖縄県で辺野古新基地建設をめぐる住民投票が行われ、
     反対が70%以上と賛成を大きく上回りました。

編集部: 沖縄ではこれまでも県民の意思が選挙でも示されていましたね?

横尾 : はい、知事選や国政選挙では辺野古反対の「オール沖縄」の候補が
     勝利してきました。
     今回は拘束力のない県民投票ですが、
     あるひとつの課題に「イエス」か「ノー」の意思を
     はっきりさせる「直接民主主義」の効果があったと思います。

編集部: これで辺野古新基地建設はストップしますか?

横尾 : いや安倍首相はじめ政府は工事を続行するかまえです。
     結果無視の姿勢ですね。
     沖縄県民の反発はさらにひどくなるでしょう。

編集部: なぜ首相は工事の続行を?

横尾 : アメリカの意向を言っていますが、ホンネは日本の都合です。
     米軍海兵隊は何も沖縄にいる意味がないのです。
     船は佐世保で、本隊はグァムにいるのですから。
     ただの経費持ちで日本がいてくれ、と言っているので、
     リップサービスで小人数の部隊を普天間に置いているのです。

編集部: 普天間は住宅地に密接で危険、といわれていますが?

横尾 : ならば日本本土に移すか、グァムに帰ってもらえばよいことです。
     建設業者をはじめ、いろいろな利権から辺野古に固執してるのですね。
     民意を無視するのは困ったものです。
     原発政策も同じですけどね。


  by weekly-yokoo | 2019-03-06 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第2回 【 政府統計の不正で日本は…】

月刊 第2回 【政府統計の不正で日本は…】

編集部: 今月の話題は何でしょうか?

横尾 : 厚生労働省が政府統計の数値を長年不正に発表していたことです。
     この不正統計は由々しき問題で、10年以上前の消えた年金問題と一緒です。
     ただ年金問題は大量の事務で国民の年金管理ができなかったという問題ですが、
     今回は政権にとって良いデータだけを意図的に流した、という疑いが濃厚で、
     極めて悪質です。

編集部: 今は2月の初旬ですが、政権は逃げ切ろうとしていますね。

横尾 : 森友学園問題、加計学園問題同様逃げ切れると踏んでいるのでしょう。
     去年のこの問題は首相のオトモダチに霞が関の官僚たちが便宜を図り、
     国会で追及されるとウソを繰り返して、逃げ切りを図った問題です。

編集部: 今回の政府統計の不正も同様に?

横尾 : 役人が悪いことにして逃げています。

編集部: この影響はどのようなことに?

横尾 : 労災保険や雇用保険の給付を受けていた人だけでなく、
     社会の賃金データのベースになるものですから、
     ほぼ国民の大半は間接的な影響を受けているでしょう。
     でもボクは国民が国家(役所)を信頼しないことに繋がる、
     大きな影響があると思いますよ。

編集部: それはどういうことでしょう?

横尾 : 北欧では長年国家の行政システムが信頼されているからこそ、
     税金は高いけど将来安心して医療や福祉、介護などを受けられる。
     そのために貯蓄は少なく、消費に回すので経済も停滞しないのです。
     つまり何十年か先の将来に渡って国家を信頼しているのです。

編集部: そういうことですね。

横尾 : 日本で若い人がよく言うのは、年金を払っても将来貰えるかどうかわからない、
     ということです。

編集部: はい、そうですね。

横尾 : 一理あって、将来の国家や行政のシステムに不安があるからです。
     政治家は自分の任期だけ、うまいことを言ってごまかしますが、
     国民が将来に不安があれば、お金を貯め込み使いません。
     いまの先進国の経済は「消費」が基本。
     これが停滞すれば企業も困り、国民も困りジリ貧になります。

編集部: そういうことですね。

横尾 : いまの政治家は2世、3世議員でお金の苦労や世間の苦労を知らない。
     ましてや将来の年金や社会保障などに興味がない。
     政府統計が不正だったらポーズだけ誤って、
     あとは時がたってみなが忘れるのを待っていればよい、
     と考えているのでしょう、本音では。
     これでは国家の信頼に関わり、将来的に日本の滅亡を早めるだけだと思います。
     信頼を構築するには国家でも企業、個人でも長い期間がかかるのですから。


  by weekly-yokoo | 2019-02-06 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

月刊 第1回 【 祝!月刊 新年の悪夢!日本崩壊!】

月刊 第1回 【 祝!月刊 新年の悪夢!日本崩壊!】

編集部: 新年明けましておめでとうございます。
     今年もよろしくお願いします。
     今回から月刊でスタートということで、
     早速始めさせていただきたいと思います。

横尾 : 新年、明けましておめでとうございます。
     皆さんのよいお年をお祈りしています。
     さて、月刊化ということです。
     もうすぐ平成も終わりなので、この30年間で
     日本社会の何が変わったのかの検証と、
     今後どうなるかを「悪夢の初夢」として考えてみたいと思います。

編集部: お願いします。

横尾 : そうは言っても平成生まれの人は30歳になるわけで、
     ホントに昭和時代を知っている人は40歳以上だと思うのです。
     乳幼児のころの社会風潮はあまりよく覚えていないですよね。

編集部: そうですね。
     30代の人は昭和と平成の中間のような存在で、
     昭和時代を記憶しているのは40歳以上でしょうね。

横尾 : それでこの30年間で一番進んだのは「アメリカ化」でしょうね。
     つまり市場競争原理主義、勝ち組と負け組の格差社会ですが、
     これがより進み、経済・社会面だけでなく外交や軍事面では
     つまり市場競争原理主義、勝ち組と負け組の格差社会ですが、
     アメリカ従属がさらに強まった、ということです。

編集部: 長い目で見るとそうなりますか?

横尾 : はっきり目に見えるのは、シャッター通り商店街です。
     まず小さな商店が潰れて、大規模な大型店の登場です。
     目に見えにくい分野では、自衛隊も実質的にはアメリカの
     下請け軍隊になろうとしています。

編集部: 商店はそうですね。
     でもいまは経済も軍事も中国が勢力を伸ばしていますね。

横尾 : はい、中国は脅威です。
     中国に対抗するアメリカに追従しているのがいまの日本ですが、
     この先よいのか、という課題はずっと残っていきます。

編集部: どうしてでしょうか?

横尾 : ボクはあと10数年で中国はアメリカを経済的に抜くと思います。
     また世界の覇権、主導権も中国がとると思います。
     その時にアメリカに追従してきた日本は「親分がこけて子分は…」
     ということになりかねないです。
     中国にべったりくっつけ、という意味ではなく、
     日本がアメリカ追従からじょじょに全方位外交に舵を切る時だと思います。
     まあ、アメリカは日本を離さないでしょうけどね。

編集部: もしそうなると国内ではどんな問題点が?

横尾 : 表の顔はアメリカに似た社会でも、実質的には中国資本の会社が増え、
     人口も中国系が多くなり、消費文化も中国系に向けた商品開発になります。
     具体的にいえば会社の幹部が中国人で、従業員は日本人のイメージ、
     日産のゴーンを思い浮かべるとイメージしやすいと思います。

編集部: すると日本社会がじょじょに中国化していくのですね。

横尾 : はい、中国はアメリカ同様に合理主義の国ですから、
     社会全体がギスギスした社会になっていくでしょう。
     ボクは日本の中国化社会の進行に国民の大多数が納得すれば
     それでよいと思いますが、国民が知らないうちに、
     中国化が進んでいくのは政治家や官僚の怠慢だと思います。

編集部: これからの日本は?

横尾 : 長いスパンでみると、
     今までボクらが考えていた昭和や平成と違う大転換の時代がきます。
     今年の改元はその一里塚になるでしょう。

※お知らせ「週刊!横尾和博」は2019年1月から「月刊!横尾和博」に変わり、バージョンアップします。今まで同様、ご愛読をお願いいたします。更新は毎月上旬になります。あわせて「横尾和博の赤羽B物語」もよろしくお願いします。


  by weekly-yokoo | 2019-01-09 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

第424回 【 平成の30年間とこれからは? 】

第424回【 平成の30年間とこれからは?】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : さて突然ですが、2010年6月から続いたこの「週刊!横尾和博」は、
     来月、つまり新年(2019年)1月より月刊になります。
     長年のご愛読ありがとうございました。

編集部: 月刊では、どのようなことを中心にお話を?

横尾 : 現実のリアルな政治や社会問題の他に時代の底流にある本質的なものに迫って
     いきたいと思います。
     例えば、安倍政権が長期に渡って支配を続けることができた背景とか、
     景気はよいという指標が発表されているのに、
     なぜ庶民の暮らしは楽にならないのか、など現象の裏側にある本質的なものを
     考えていきたいと思います。

編集部: それは楽しみですね。?

横尾 : 平成も2019年4月末で終わりを告げる予定です。
     この30年間、日本社会に何が起こったのかも考えていきたいですね。

編集部: その辺りをもうすぐ新年なのでテレビでいう番宣(番組宣伝)の様に、
     さわりだけでもお願いします。

横尾 : はい、ではさわりで((笑))
     平成の30年間、つまり1989年1月からの30年ですが、
     世界や日本で何が起こり、何が変化し、何が変わらなかったのか。
     とても一概には語れませんが、少なくとも社会的には
     平成は阪神・淡路大震災や東日本大震災のように「大災害」に見舞われたこと。
     国内ではオウムによるテロ、国際的には9・11とアフガン・イラク戦争を
     頂点とした戦争の時代だったと思います。

編集部: そうでしたね。

横尾 : 経済的にはバブルが崩壊、失われた20年ともいわれ、
     非正規雇用や低賃金層の格差社会が進みました。

編集部: 少子高齢化に向かうこともハッキリして右肩上がり時代の終わりでしたね。

横尾 : はい、元号が変わる新しい時代は日本には移民やアジアからの外国人が増え、
     他民族社会が進みます。
     彼らもひどい労働条件で社会が不安定化します。
     低所得、貧しい日本人(プア・シャパニーズ)と、
     その下にあらたに貧しいアジア系外国人が増えます。
     社会状況や文化が大きく変化する時代になるでしょう。

編集部: つまりアメリカのような社会に?

横尾 : アメリカにはリベラルな勢力も一定存在し、差別などに敏感に対応しますが
     日本はメディアを中心にリベラル感覚をこの30年で失いました。
     ゆえに差別社会と貧富の差が拡大したことに歯止めがかからないでしょう。
     わかりやすくいえば、反トランプのうねりは大きいですが、
     日本では反安倍政権のうねりは大きくならないことが象徴です。

編集部: もっと詳しくお聞きしたいのですが、来年の月刊化を楽しみにしています。

横尾 : はい、みなさん良いお年をお迎えください。

※お知らせ「週刊!横尾和博」は2019年1月から「月刊!横尾和博」に変わり、バージョンアップします。今まで同様、ご愛読をお願いいたします。更新は毎月上旬になります。あわせて「横尾和博の赤羽B物語」もよろしくお願いします。


  by weekly-yokoo | 2018-12-26 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

第423回 【 沖縄・辺野古新基地建設で海に土砂投入! 】

第423回【 沖縄・辺野古新基地建設で海に土砂投入!】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 先週14日、沖縄県の辺野古新基地をめぐって国が工事のために
     土砂を海に流し込みました。
     きれいな珊瑚礁の海に、土砂は似合わないと思いますけどね。

編集部: 沖縄県は反対しているのになぜ政府は強硬なのでしょうか?

横尾 : アメリカへの配慮と沖縄県内の建設業者への配慮からでしょう。

編集部: 新しい基地はホントに必要なのでしょうか?

横尾 : 辺野古は普天間基地の代替といわれていますが、
     そもそも米軍海兵隊の基地なんです。
     でもアメリカは絶対的に必要としていない。
     その理由としてグァム撤退の考えも米軍内にはありますからね。

編集部: そうですか!

横尾 : ひと言で米軍基地といいますが空軍、海軍、陸軍、海兵隊と
     それぞれ軍の機能で基地の性格も変わります。
     例えば横須賀の米軍基地は海軍基地、岩国や三沢、沖縄・嘉手納は空軍、
     というようにです。
     辺野古は海兵隊の基地です。

編集部: そもそも海兵隊とは?

横尾 : よく映画にある第2次世界大戦でのノルマンディ上陸作戦を思い起こすと
     わかりやすいです。
     つまり船に乗って海から敵前に上陸し、戦闘を行う精鋭部隊です。
     ゆえに気が荒いともいわれています。
     でも、今はミサイルの世の中で敵前上陸するような戦争は起こりません。
     だからアメリカ軍も基地を沖縄におかなくてもよいと本音で思っているのです。

編集部: ではなぜ辺野古新基地建設に20年以上もこだわるのでしょう?

横尾 : それはアメリカよりも日本政府がこだわっているからです。
     アメリカもただで基地を作ってくれ、運営経費も日本が
     すべて出してくれるのですから、内心ではどちらでもよいと考えていて、
     表面上は「基地は必要」といっているだけです。
     沖縄の県民の意思は「ノー」と何回も選挙ではっきりしているのに、
     日本政府はゴリ押しするのはもうヤメにしてほしい、と思います。


  by weekly-yokoo | 2018-12-19 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

第422回 【 水道法改正ってナニ? 】

第422回 【 水道法改正ってナニ? 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 12月10日閉会した臨時国会で外国人労働者問題の受け入れ、
     実際は移民受け入れ法案が来年4月実施で決まりました。

編集部: まだ法案をよくわからない国民が大半ではないでしょうか?

横尾 : はい、そうです。
     数年後に大変な社会変化が起きてくるのを誰もわかっていないと思いますよ。
     同時にもうひとつ「水道法改正案」という法律も可決成立しました。
     今日はその事について述べたいと思います。

編集部: お願いします。

横尾 : これは簡単にいえば水道事業の運営を民間に任せる「民間化」です。
     今の水道事業はすべて地方自治体が運営しています。
     それを浄水場などは自治体が持ち、運営を民間会社に委託するのです。
     例えば東京の水道は東京都水道局の事業ですが、運営を民間化するものです。
編集部: 今回の法改正の背景には何があるのでしょうか?

横尾 : 日本は少子高齢化、地方では過疎化が進みます。
     しかし命の水である水道は配管の経費を膨大にかけたとしても
     過疎の地域に配水しなければなりません。
     また戦後70年以上がたち、水道管の寿命がきており、
     水道管交換には膨大な経費がかかります。
     一説には1キロメートルにつき1億円かかるといわれます。
     つまり財政上の問題なのですね。

編集部: 今でも自治体によって水道料金に大きな格差があるそうですね。

横尾 : はい、家事用の20㎥で全国平均、3227円ですが、
     一番安い自治体の兵庫・赤穂市853円、北海道・夕張市の6841円と
     約8倍の格差があります。

編集部: その差を解消できますかね。

横尾 : 民間にしても難しいと思います。
     今回の改正では、自治体が幾つか集まる広域連携も可能になりますが。

編集部: デメリットは?

横尾 : やはり民間運営となると効率化が一番ですから、
     安全や災害で壊れた水道管の復旧などの問題が多くなりますね。
     災害など何もなければよいのですが。

編集部: すると問題は多いと。

横尾 : 日本は1980年代から国鉄(現JR)、電電公社(現NTTドコモ)、
     郵政(現日本郵便ほか)など大きな国の事業が民営化してきました。
     水道も含めてそれがホントによいのかどうか、今後問われますね。
     すべて効率化するのだったら警察や自衛隊も民営化、という話も
     進んでくるかもしれません。
     だから少子高齢化で起きるさまざまな問題と、
     外国人移民受け入れはセットで考えなければならないのですね。


  by weekly-yokoo | 2018-12-12 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

第421回 【 続編 安易な外国人労働者受け入れに疑問! 】

第421回 【 続編 安易な外国人労働者受け入れに疑問! 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 前にもこのコーナーで指摘しましたが、国会で外国人労働者を来年4月から
     受け入れる入管法改正案の審議が行われています。

編集部: 国会審議の状況はどうですか?

横尾 : なんとしてもこの国会で成立させようとする安倍政権と
     自民、公明の両党の強い意思がありますので、
     大いに疑問がありますが成立するでしょう。

編集部: まだ国民はよくわかっていないようですが?

横尾 : はっきりしているのは3K(きつい、汚い、危険)労働の現場を中心に、
     外国人を入れるものです。
     確かに日本人が嫌う職場は人手不足ですね。
     でもそれは今まで経営者や国が、
     3Kの現場で働く日本人の労働条件を改善したり、
     賃金とか社会的地位を向上させなかったからです。
     そのツケが今回ってきたのです。
     庶民や働く人々のせいではありません。

編集部: つまり人手が足りないツケを外国人に回そうと?

横尾 : はい、安い給料で働かせて、差別が横行します。
     犯罪などの治安も含めて社会の基盤が根底から崩れます。
     庶民も「それでよい」と考えて、自民、公明両党を支持しているのなら
     かまいませんが。
     一般国民は国会の入管法改正審議など、
     誰も知らないし興味もないと思いますよ。
     でも大きな変化がやってくるのは事実です。

編集部: 具体的にはどのような変化でしょう?

横尾 : あと5年か10年で、住んでいる地域が目に見えて変わります。
     庶民のいく飲食店の店員の大半は外国人になります。
     ファーストフードやコンビニも外国人店員になります。
     学校や保育園に外国人の子どもが増え、教育問題が大きくなります
     病院なども含めて医療や社会保障の国民負担が増える、ことでもあります。
     彼らから税金は取るが、
     社会保障や権利を認めないというのでは不満が広がります。
     それからハーフが増え日本国籍を取得し、今もその傾向がありますが、
     スポーツ界などハーフの日本人選手が増えます。
     今までの日本人のイメージが大きく崩れます。
     テレビの制作現場やホワイトカラーにもハーフが増え、
     今までと違ったコンセプトの社会づくりが静かに進むでしょう。

編集部: すると今の若い世代、10代から上の人達は価値観が大幅に変わる?

横尾 : はい、アメリカやヨーロッパのように外国人を排斥する排外主義と、
     擁護する陣営に分かれます。
     どちらの考え方にせよ、社会が激変することは間違いありません。

編集部: 政治家たちはわかっているのですか?

横尾 : いまの国会議員や高級官僚はどこまで考えているのですかね。
     もし頭のよい人たちが先を見通しているとしても、
     自分たちはお金や地位があるから、大丈夫だと安心しているのでしょう。
     もっと国民的に議論して、社会が大きく変化することの重要性を認識してから、
     外国人受け入れを実施してもらいたい。
     困ったものです。


  by weekly-yokoo | 2018-11-28 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

第420回 【 多民族のニッポンへ、入管法改正はよいのか? 】

第420回【 来年10月から消費税率UP、どうする? 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 来年10月から消費税率が上がります。
     現在の8%から10%になります。

編集部: テレビや新聞は軽減税率の話題を取り上げています。

横尾 : はい、食料品は軽減税率で8%のまま据え置きですが、
     外食は10%になります。
     つまりコンビニやファーストフードでの持ち帰りや出前は8%、
     店内で食べる場合は10%、とややこしくなります。

編集部: なぜ持ち帰りは据え置いたのでしょうか?

横尾 : すべての買い物やサービスに税金をかける性質上、
     生活に直結する食料品は税率据え置くという考え方でしょう。
     外食はある意味贅沢だと。
     ボクはこの分ける税率は零細業者に負担を強いるだけで、
     意味がないと思います。
     外食も税率は据え置き、高級店のみ、税率をUPすればよいかと思います。
     たとえばひとりあたり1万円以上の外食には、税率UPのように。

編集部: そうですね。

横尾 : ボクのように牛丼やラーメンが好きな赤羽庶民を10%の消費税にしても、
     その分単価が上がるだけで、庶民の懐が痛みます。
     また消費税UPを理由に、モノやサービスの単価が
     便乗値上げするのは間違いないです。

編集部: そもそも消費税はなんのためにあるのですか?

横尾 : 社会保障費の増大が大きな理由ですが、国の予算は防衛費と公共事業費、
     それに国債(借金)の利息で、苦しいのが原因です。
     社会保障費は確かに大変な負担だけれど、防衛などを削ることが一番。
     二番目に大企業の利益が膨大で内部留保が約400兆円にもなり史上最高です。
     これに1%の税率で税金をかけても4兆円になり、
     消費税は税率1%で約2・5兆円ですから、UPの必要がないのですね。

編集部: そうですか。なぜそれをやらないのでしょうか?

横尾 : 自民党は大企業の支援を受けていますからね。
     大企業に税金はかけられないでしょう。

編集部: 社会保障費と消費税の関係をわかりやすくするにはどうしたらよいですか?

横尾 : 社会保障費を国の予算とは別会計にして、
     収支明細を明らかにしてもらいたいですね。
     収入はみなが払う社会保険料や国民年金、そして消費税を加えて。
     支出は支払う年金や医療費、介護保険などですね。
     そうすれば社会保障費の意味も国民によくわかり、
     なおかつ消費税がなぜ必要かがわかりやすいです。

編集部: なぜそれを国は明解にしないのでしょうか?

横尾 : 消費税を一般会計に入れれば、防衛費やそのほかの支出にも使えるからです。
     日本の税金の仕組みは複雑でわざと難しく国民がわからないようにしています。
     そして税金は取りやすいところから取る! という権力者が
     いつの時代でもやることを、現代もやっているんです。
     国民もばかにされているのですね。
     8%か10%とか、メディアは興味本位で伝えるだけです。
     それで庶民は目をそらされているんですね。


  by weekly-yokoo | 2018-11-21 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

第419回 【 多民族のニッポンへ、入管法改正はよいのか? 】

第419回【 多民族のニッポンへ、入管法改正はよいのか? 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 今国会で出国法管理法案(入管法)の改正案が審議されようとしています。
     与党の自民党、公明党が党内で了承していますから
     多数決で法案は通るでしょう。
     来年の4月から実施、ということで政権は法案の成立を急いでいます。

編集部: なぜ急ぐのでしょうか?

横尾 : 財界からの要請です。
     人手が足りない、というのが大きな理由です。

編集部: 確かに今でも外国人が働く姿をよく見ます。

横尾 : ウチの近くでもコンビニ、飲食店、工事現場などに外国の人をよくみかけます。
     また街の中を歩いていても、中国人などをよくみます。

編集部: ここ数年であっという間に増えたような気がしますね。

横尾 : それだけ経済が好調で、人手が足りないということで、
     都会も深刻ですが地方も大変ですね。
     主に先ほど言った飲食店の店員やコンビニ、工事現場で働く他に
     工場などでも多くの外国人が働いているようです。

編集部: 今度の法案の問題点は?

横尾 : 現行では一応技能実習生として「技術を学ぶ」ことを名目にしています。
     だけど仕事の現場では単純労働をさせているのが実態です。
     それを受け入れ名目を単純労働でも構わない、とすることで
     多くの外国人を呼び寄せようとしています。
     最初の来年度は1年間で4万人を目標にしています。
     経済界の要請ですが、あまりにも人が足りないからとの理由だけで拙速です。

編集部: 将来的に移民に繋がる、との心配もあるようですが。

横尾 : はい、日本は原則移民を認めていませんが、実態は日本人との
     偽装結婚などで実質的な移民がどんどん増えています。
     保育園や公立小学校でも外国人の子供がいますよ。
     ボクは差別するつもりは毛頭ないのですが、単純労働者でも移民でも、
     一番大事なのは彼らの社会保障や医療、教育、
     治安をどうするのか、という問題点が置き去りです。
     また昔のタコ部屋のように、低賃金で使われてしまうのではないかとの
     心配があります。

編集部: そうですね。

横尾 : だから国民的な議論が大事です。
     日本をこれまでのような国でいくのか、それとも移民国家とするか、
     文化や習俗も含めて議論する必要があります。
     まずは日本人の若者や主婦や高齢者に労働環境をよくして
     働いてもらうことが一番で、3K(きつい、汚い、危険)の職場を
     なくすことが先決です。

編集部: 日本の若者でも働いていない人はたくさんいると?

横尾 : 15歳から34歳までの若年無業者(学校も行かず、働いてもいない人)は
     約56万人といわれています。
     またパート、アルバイト、契約社員など非正規雇用は働く人の中の4割です。
     彼らの1割でも働き、正社員化すれば初年度4万人の外国人労働者は不要です。
     ここを解決しないと差別やヘイトの温床になり、
     また治安対策上も大変な負荷が社会にかかります。
     まったくどうしようもない法案です。


  by weekly-yokoo | 2018-11-14 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

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