週刊!横尾和博
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第408回  【 新幹線殺傷に見る社会の荒れ! 】

   第408回 【 新幹線殺傷に見る社会の荒れ! 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 先週の編集後記にもありましたが、新幹線内での殺人事件が心に残ります。
     自暴自棄になり、人を巻き込む事件や、他人を殺傷する事件は後を絶ちません。

編集部: 本当にひどい事件でした。

横尾 : 殺された人は東大大学院を出て、職場でも将来を嘱望され、
     しかも事件にみられるように女性をかばう正義感と刃物に立ち向かう
     勇気を持った人でした。
     そのような男性に多数の傷を負わせ死にいたらしめた22歳の犯人は、
     かばいようがありません。

編集部: なるほど、では今回の北朝鮮とアメリカの会談も国内問題が大きいと?

横尾 : はい、北朝鮮はこれまでの国連の経済制裁で、国内が厳しく、
     金体制批判も陰ではあり、盤石ではないということです。
     経済支援が欲しいという事でしょう。

編集部: なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

横尾 : 学者や評論家がいろいろ言うと思いますが、
     ボクは単純に社会の荒れと個人の資質の問題だと思います。
     社会の荒れ、とは「極端な格差社会」と「知性のない社会」、
     つまり知性ではなく「感情社会」になっていると思います。
     個人の資質とは成育歴、家庭環境などにも由来しますが、
     精神的なものが大きいと思います。

編集部: 議論は新幹線の荷物検査、などヘンな方向にいっているようにも感じます。

横尾 : 飛行機には有効でも、新幹線に乗るのに手荷物検査はムリですね。
     このような巻き込み殺人が起こるのは新幹線だけではありませんから。
     10年前の秋葉原無差別殺傷事件もそうですが。

編集部: 道徳や正義感の強い社会にしなくてはいけませんね。

横尾 : よく日本には宗教がないから倫理観が薄れているという説も聞きますが、
     アメリカでもこのような事件は多く、しかも銃社会ですから。
     ボクは道徳や正義を議論する公共哲学や政治哲学を子どものころから
     教えるべきだと思います。
     いますぐから始めてもその教育を受けた子どもたちが大人になるまで、
     20年、30年かかります。
     気が遠くなるような話ですが、やらないと日本は間違いなく潰れます。

編集部: 何事にも教育には時間がかかりますね。

横尾 : しかもいまの政府は絶対にやりません。
     政治家や高級官僚がみずから森友、加計問題の処理を見ても、
     道徳も正義もなくしているからです。
     ボクは極論ですが、今度の新幹線殺人の男などは即刻裁判で応報刑を導入し、
     刑罰の恐怖を想像力がなくなった若い世代に、
     みせしめに実施するべきだとも思います。
     知性や理性をなくした感情社会では動物のようにムチで打つような恐怖体験で、
     道徳や正義を教えていくしかない、と思うようになりました。
     それも感情的な極論ですけどね。


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  # by weekly-yokoo | 2018-06-20 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.408

   第408回 【 サラリーマン川柳に世相を見る!】

編集部:「今週の気になる?」のコーナーは?

横尾 : はい、仕事で川柳について随筆を書くことがあり、
     ふだんあまり読まない川柳をいろいろ見ていました。

編集部: おもしろい川柳がありましたか?

横尾 : サラリーマン川柳がおもしろいですね。
     そもそも川柳は庶民の文化だとおもうのですが、笑いや風刺、権威を
     皮肉るなど江戸時代に端を発しまして、その伝統が流れているような、
     そんなものがおもしろいです。

編集部: サラリーマン川柳はどのような作品が?

横尾 : たくさんありますが、このようなものがおもしろいです!
     「空気読め!!」 それより部下の 気持ち読め!!
     昼食は 妻がセレブで 俺セルフ
     脳年齢 年金すでに もらえます

編集部: 落語の大喜利にありそうな川柳ですね(笑)

横尾 : 機知に富んでいますね。
     川柳はユーモアのセンスがないとダメです。
     あと大らかさとか明るさとか、俳句の自我の世界とは
     真逆な開放的なところがよいですね。

編集部: 川柳には政治や社会批判もありますよね?

横尾 : 朝日新聞の「朝日川柳」に載った安倍首相とトランプ大統領の会談を
     皮肉った「フロリダでちぎれるほどにしっぽ振る」というのが痛快でした(笑)。

編集部: ユーモアはいいですね。

横尾 : 川柳に限らず、イヤな社会ですから笑い飛ばすような芸がほしいです。
     本来はお笑い芸人がやるべきところなのですが。
     お笑いの根本は権力や権威、威張っている人の足元をすくうことになります。
     いまのお笑い芸人たちは、みなそれを忘れていますね。
     その精神があったお笑いは、
     ドリフターズやビートたけしまでだったのでしょうね。


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  # by weekly-yokoo | 2018-06-20 09:01 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.408

サッカーのワールドカップが始まりました。毎回、ベテランのスター選手の活躍から新星の登場などをみて世代の移り変わりを感じます。今回は、古豪といわれるワールドカップ優勝経験国の、ブラジル、アルゼンチン、ドイツなどの苦戦とアイスランドのような初出場国の活躍が、サッカーの世界勢力図の書き換えを予感させます。特にアイスランドなどは人口が30万人位で、日本で言うと埼玉県の越谷市と同程度です。数が多ければいいというものではないのは分かっていますが、世界のサッカー人口が2億以上とも言われる中でこの数の規模でワールドカップに出場し、活躍するのは驚異的と感じてしまいます。平均身長も190cmと高く、北欧系の色白のスっとしたイケメンたちのプレーを見ていると、進化した人類とか、宇宙人とかまで妄想が膨らんでしまいます。世界の各国のナショナリズムの匂いとともに、人類の進化まで感じられるワールドカップは、相変わらず睡眠不足になっても見る価値がありますね。

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  # by weekly-yokoo | 2018-06-20 09:00 | 編集後記 | Comments(0)

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