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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

月刊 第11回 【 IOC 五輪のマラソン、競歩は札幌で!】

月刊 第11回 【IOC 五輪のマラソン、競歩は札幌で!】

編集部: 今月の話題をお願いします。

横尾 : 10月末にIOC(国際オリンピック委員会)の調整委員長が来日し、
     来年夏のオリンピックのマラソンと競歩を
     東京ではなく札幌開催に決定しました。
     小池都知事は反対の声を大にしていましたが、
     「合意なき決定」でIOCには勝てなかったですね。
     日本では小池都知事と森組織委員会会長(元首相)と不和説もあり大変でした。
     まだ経費や来年夏の東京都知事選挙をめぐって、尾を引く展開になっています。

編集部: 突如降ってきたようなニュースでした。

横尾 : 詳しく報じられているように今年、中東ドーハで開かれた世界陸上大会で、
     炎暑のためマラソン、競歩のランナーの棄権者が続出。
     それでIOCが危機感を持ったんですね。

編集部: 率直な疑問ですが、東京は暑いのがわかっているのに、
     なぜIOCは今になって会場を移せといってきたのですかね?

横尾 : 選手の安全を強調していますが、IOCの自己保身。トラブル回避のね。
     それと日本以外での視聴率が上がらないからでしょう。
     自国選手が途中棄権してしまうと。

編集部: もうひとつの疑問は昔(1964年)の東京オリンピックのように
     10月とか秋に開催すればよいと思うのですが?

横尾 : メディアはあまり報じていませんが、スポンサーやアメリカのテレビ視聴率、
     つまり放映権が絡んで秋には難しいようです。
     オリンピックは企業や広告代理店、テレビ局など
     スポーツの商業一大イベントなんですね。
     日本はスポーツ精神を強調しますが、金儲けに乗せられているだけです。

編集部: そうなんですね。3つ目の疑問はIOCの上から目線です。
     事前に東京都に根回しをしなかったのですか?

横尾 : 欧米の政治スタイルはあまり根回しをしないのが特徴。
     それと上から目線は、NHK大河ドラマの「いだてん」を見ても
     戦前からの上から目線が気になりますね。
     日本に決定権はないのです。

編集部: 東京開催以降の21世紀の五輪はどうなると思いますか?

横尾 : 立候補する都市が少なくなり、世界的なイベントは衰退するのでは?
     むしろ競技ごとの世界大会(ワールドカップ)、通称W杯が主役でしょう。
     日本だけだと思いますよ。五輪の意義を強調してるのは。
     日本は「世界」とか「国際」という言葉に弱いんです。
     国際問題や外交問題を勉強してこなかったので中身を知らないのですね。
     そのツケがスポーツにも回ってきたのです。


  by weekly-yokoo | 2019-11-06 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

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