週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

月刊 第2回 【 政府統計の不正で日本は…】

月刊 第2回 【政府統計の不正で日本は…】

編集部: 今月の話題は何でしょうか?

横尾 : 厚生労働省が政府統計の数値を長年不正に発表していたことです。
     この不正統計は由々しき問題で、10年以上前の消えた年金問題と一緒です。
     ただ年金問題は大量の事務で国民の年金管理ができなかったという問題ですが、
     今回は政権にとって良いデータだけを意図的に流した、という疑いが濃厚で、
     極めて悪質です。

編集部: 今は2月の初旬ですが、政権は逃げ切ろうとしていますね。

横尾 : 森友学園問題、加計学園問題同様逃げ切れると踏んでいるのでしょう。
     去年のこの問題は首相のオトモダチに霞が関の官僚たちが便宜を図り、
     国会で追及されるとウソを繰り返して、逃げ切りを図った問題です。

編集部: 今回の政府統計の不正も同様に?

横尾 : 役人が悪いことにして逃げています。

編集部: この影響はどのようなことに?

横尾 : 労災保険や雇用保険の給付を受けていた人だけでなく、
     社会の賃金データのベースになるものですから、
     ほぼ国民の大半は間接的な影響を受けているでしょう。
     でもボクは国民が国家(役所)を信頼しないことに繋がる、
     大きな影響があると思いますよ。

編集部: それはどういうことでしょう?

横尾 : 北欧では長年国家の行政システムが信頼されているからこそ、
     税金は高いけど将来安心して医療や福祉、介護などを受けられる。
     そのために貯蓄は少なく、消費に回すので経済も停滞しないのです。
     つまり何十年か先の将来に渡って国家を信頼しているのです。

編集部: そういうことですね。

横尾 : 日本で若い人がよく言うのは、年金を払っても将来貰えるかどうかわからない、
     ということです。

編集部: はい、そうですね。

横尾 : 一理あって、将来の国家や行政のシステムに不安があるからです。
     政治家は自分の任期だけ、うまいことを言ってごまかしますが、
     国民が将来に不安があれば、お金を貯め込み使いません。
     いまの先進国の経済は「消費」が基本。
     これが停滞すれば企業も困り、国民も困りジリ貧になります。

編集部: そういうことですね。

横尾 : いまの政治家は2世、3世議員でお金の苦労や世間の苦労を知らない。
     ましてや将来の年金や社会保障などに興味がない。
     政府統計が不正だったらポーズだけ誤って、
     あとは時がたってみなが忘れるのを待っていればよい、
     と考えているのでしょう、本音では。
     これでは国家の信頼に関わり、将来的に日本の滅亡を早めるだけだと思います。
     信頼を構築するには国家でも企業、個人でも長い期間がかかるのですから。


  by weekly-yokoo | 2019-02-06 09:03 | バックナンバー | Comments(0)

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