週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

今週の気になる? 月刊 Vol.1

月刊 Vol.1 【 祝!月刊 変わる東京!】

編集部:「今週の気になる?」のコーナーは?

横尾 : このコーナーも月刊化第1回目です。
     さて、来年はオリンピックで東京では国立競技場のある千駄ヶ谷や
     神宮外苑あたりが建設ラッシュで、それまでの風景が失われています。
     それにともない渋谷駅周辺も大規模工事で駅をはじめ、
     近隣のビルなど建設ラッシュで渋谷の風景が変わりつつあります。

編集部: そうですね。工事だらけです。

横尾 : ゼネコンは儲かるからよいのでしょうが、
     東京の風景が好きな人間にとっては歓迎できないですね。

編集部: そういう見方もありますね。

横尾 : そもそも東京は明治から150年たって、
     時代にあわせて大きな変化がありました。
     まずは江戸から東京へ、そして1923(大正12)年の関東大震災です。
     そして東京大空襲による焼け原と戦後の復興、
     そして1964(昭和39)年の東京オリンピック、
     1980年代のバブル経済期の東京再開発や湾岸地域の開発ですね。

編集部: そのたびに東京の風景が変わったわけですね。

横尾 : はい、今回はまたオリンピックで変わっていきます。
     東京らしさがどんどん失われていく気がしますね。

編集部: 東京らしさ、とは何でしょうか?

横尾 : よい意味での下町と山の手の違い、緑の濃さ、
     ビルに画一化されていない街並みなどです。

編集部: つまり「個性的」ということですね。

横尾 : はい、高層ビルの街並みは世界の大都市に共通で、没個性です。
     つまりニューヨークでも東京でも同じ、ということです。
     日本の京都や小江戸と呼ばれる川越など、「らしさ」がないのですね。

編集部: そうかもしれません。
     街のシンボルはスカイツリーでも東京タワーでも存在しますが、
     街全体の個性でみると東京はなくなってきているかもしれません。

横尾 : 再開発によってどんどん東京らしさが失われていくことが今一番気になります。
     まあ昭和世代の愚痴かもしれませんが(笑)。


  by weekly-yokoo | 2019-01-09 09:01 | 今週の気になる? | Comments(0)

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