週刊!横尾和博
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第418回 【 「憲法改正」はホントに必要なのか? 】

 第418回 【 「憲法改正」はホントに必要なのか? 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : 永田町では秋の臨時国会が始まっています。
     12月まで開催します。
     ここで安倍首相は「憲法改正」をぶちあげました。

編集部: お体を悪くされたのですか?

横尾 : はい、体調を崩して少し入院していました。
     都内の大学病院ですが、医師も看護師も皆良くしてくれて安心でした。
     そこで今日の話題です。

編集部: 「憲法改正」今まで経験がない事ですが手続き的にはどうなりますか?

横尾 : 衆議院、参議院、それぞれの議員の三分の二の賛成があれば発議できます。
     あとは国民投票にかけて過半数を確保できれば成立です。

編集部: 安倍首相は憲法での自衛隊の明記を言っていますね。

横尾 : はい、憲法では軍隊を持たないことになっています。
     ボクはいまの憲法が大事だと思います。
     でも憲法には書かれていませんが、自衛のための組織を持つことに
     多くの国民は賛成しています。
     自衛隊法という法律で規定されていますから憲法を変える事はないと思います。

編集部: なぜ安倍さんは今更憲法に自衛隊を明記したいのでしょうか?

横尾 : まず中身はともかく憲法を変えたいというのが首相の念願です。
     変える、という既成事実を作ることが大切なのでしょう。

編集部: そのためにまず自衛隊を明記して、その後があるのですか?

横尾 : 消防も警察も、海上保安庁もそれぞれ消防法、
     警察法などの法律で規定されています。
     自衛隊法があるのになぜ憲法に明記したいのか。
     それは正式な軍隊としたいからです。
     そもそも自民党は6年前に独自の改憲案を作っていて、
     今回はその内容は出していませんが、そこには「国防軍」「軍事裁判所」などと
     書かれて明確に軍隊にする予定なのです。
     そのためにまずは「お試し改憲」をこの秋からやろうとしているのです。

編集部: いま憲法改正より重要なことがあるような気がします。

横尾 : いまやることは外国人労働者を日本に受け入れる「入管法改正」問題と、
     来年10月からの消費増税の是非ですね。
     社会保障費の伸びは、膨大な軍事費を削ればよいと思います。
     それから経済です。
     2020年の東京五輪の後、不景気がやってくるというのは通説です。
     そのための対策です。
     首相が自分のやりたい「憲法改正」を優先課題としてやろうとしていることは
     大いに疑問があります。


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  by weekly-yokoo | 2018-11-07 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

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