週刊!横尾和博
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第403回  【 米朝会談、6月12日でどうなる? 】

 第403回 【 米朝会談、6月12日でどうなる? 】

編集部: 今週の話題をお願いします。

横尾 : トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との階段が、
     6月12日シンガポールで開催されることが決まりました。

編集部: これはビッグニュースですね。

横尾 : はい、ただし会談が成功するのかどうなのか、
     このあたりは憶測が飛び交い、中々読めません。

編集部: どうしてでしょうか?

横尾 : 普通、首脳会談の前には事務方やほかの閣僚政治家が相互に連絡し合い、
     中身をツメるものです。
     しかしトランプ大統領は外交の一般常識が通用しないので、
     最終的な落ち先が見えないのです。

編集部: TPPの離脱、イラン核合意の離脱、メキシコとの壁など、
     国際的な約束を次から次へと破りますね。

横尾 : はい、まるで自分が気にいらないと、過去の経過を踏まえないで
     平気でぶち壊す「ドラえもん」の「ジャイアン」のような人です(笑)。

編集部: 6月12日の会談のポイントは?

横尾 : 焦点は「非核化」をどう進めるか、時期と方法ですね。
     アメリカはリビア方式といって、いま持っている核も含めて完全な
     廃棄を短い期間定めて実行せよ、と迫ります。
     現にいま水面下ではその交渉を続けているはずです。

編集部: 対して北朝鮮は?

横尾 : 段階的な核廃棄方式をめざすでしょう。
     なぜならリビアでは核を放棄したとたん、内戦という形で、
     欧米が支援する反政府軍が政権をひっくり返し、
     反米政権のリーダーだったカダフィ大佐を殺しました。
     北朝鮮はそれを恐れているから、段階論で、核廃棄を一歩ずつ進め、
     その見返りに経済支援を要求します。

編集部: すると交渉は決裂しますか?

横尾 : その可能性は十分にあります。
     米が交渉決裂と同時に、北朝鮮のミサイル基地を、攻撃する可能性もあります。
     当然北は反撃し、日本の米軍基地を叩きにくるでしょう。

編集部: すると日本も他人事ではなく、米朝会談の行方はとても気になる話ですね。

横尾 : はい、日本の安倍政権はタカ派ですから、米と一体みたいになっていますから。
     北は同胞の韓国を攻撃せずに、日本の米軍基地を、みせしめに攻撃する
     可能性は大ですね。
     これから約1か月、よく推移を見詰めていたほうがよいかと思います。

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  by weekly-yokoo | 2018-05-16 09:02 | バックナンバー | Comments(0)

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