週刊!横尾和博
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編集後記 Vol.394

昔は“春よ来い~♪”と、暖かくなって早く表に出たい!と歌われたものですが、現代は逆ですね。花粉飛びかう外にはなるべく出たくない、窓も開けずに、洗濯物は部屋干し。この時期の会話も、「さくらはまだか?」から、「今日は花粉ひどいね!」と変わりました。同じ植物の開花の話をしているのに、望んだり望まなかったり。花粉アレルギーが流行したのも、もとはと言えば人間本位の話。杉を大量に植樹したのも人間だし、食べ物や環境の変化でアレルギーに弱くなったのも人間の問題。自然に感謝し、自然を求め、そして自然を恐れる。地球の生き物と自然の関係。人間以外は過度に自然に求めもせず、おそれもしていない気がしますね。人間だけが、美しい自然、豊かな実りと過度に自然に期待をする反面、自然を壊しながら社会づくりをしているだけに過度に自然災害を恐れているようです。花粉問題も、樹木の品種改良などの対策を進めれば、それはそれで自然と人間の関係に新たな問題が発生するでしょうし、薬や機械で人間側をガードすれば、さらに人間が自然環境に弱い生物になっていくでしょう。いずれにしても、自然とともにあるのが生物本来の在り方。“春よ来い~♪”と季節の変化を待つ歌もなくなるような未来にはしたくないですね。

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  by weekly-yokoo | 2018-03-14 09:00 | 編集後記 | Comments(0)

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