週刊!横尾和博
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362回 【芥川賞、直木賞、地方在住の文学の意味!】

 362回 【芥川賞、直木賞、地方在住の文学の意味!】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :先週、夏の芥川賞と直木賞の発表がありました。
    ボクは芥川賞予想がハズレました。
    本命に今村夏子、対抗で沼田真佑を挙げましたが、沼田真佑「影裏」(えいり)
    に決まりました。

編集部:芥川賞は新人賞ですよね?

横尾 :はい、純文学の新人賞で、今年の春に「文學界」新人賞を受賞してデビューした
    ばかり、という沼田真佑が芥川賞も続けてとりました。
    珍しいケースです。
    38歳で、岩手県在住、塾の講師をしている人です。

編集部:直木賞のほうは?

横尾 :佐藤正午というベテランで1980年代初めから書いていました。
    最初のころはボクもよく読んでいました。
    こちらは『月の満ち欠け』という作品ですが順当だと思います。
    彼は昔から長崎県佐世保市住まいです。

編集部:ふたりとも地方在住の作家ですか?

横尾 :昔と違っていまはネットで原稿や情報のやりとりができますからね。
    ボクは地方の光や風や樹木や土など博物誌的な情景が作家を育てると思います。
    これからの文学シーンは、地方が重要なキーワードとなると思います。
    その土地の肌感覚の文学が、東京発の小難しい文学作品を凌駕すると思います。
    デビューしたての著者がこれから切り拓いていく世界が楽しみです。
    そのうちにボクの書いた書評、有力候補だった今村夏子『星の子』、
    そして芥川賞の沼田真佑『影裏』の両方とも、掲載されますので、
    ボクの「赤羽B級グルメ物語」のホームページをご覧ください。


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※東京新聞掲載、村上春樹『騎士団長殺し』書評(筆者 横尾和博)

 北海道新聞掲載、村上春樹・川上未映子『みみずくは黄昏に飛びたつ』書評(筆者 横尾和博)


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  by weekly-yokoo | 2017-07-26 10:49 | Comments(0)

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