週刊!横尾和博
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編集後記 Vol.345

この1月から放送されている「けものフレンズ」というアニメが話題です。1話が放送された時、ほとんどの人に「もう見ない!」と酷評されたにも関わらず、回を重ねるごとにじわじわと人気が広がった不思議なアニメです。ある日突然生まれたヒトの子が、謎がいっぱいの不思議なパークを、様々な動物が擬人化された(すべて美少女)フレンズと呼ばれている仲間と触れ合いながら冒険をする物語です。世界のことがよくわからないヒトの子と動物ゆえの純粋無知なフレンズたちの繰り広げる会話が、「見るとIQが下がる!」などと言われながらも、なぜか心がほっこりしてしまう癒し効果にハマる人が多いようです。CGアニメですがそのクオリティーも決して高いとはいえず、声優さんの演技力も??な部分が多く、ネット上の自称アニメ評論家からはつっこみ満載な部分も逆に魅力になってしまっているようです。思わぬ大ヒットに制作したプロデューサーも嬉しいというより驚いているといった感想を漏らしていました。人気の理由は様々な要素が絡んでということだと思いますが、会話や登場人物の関係がシンプルなだけに見る人の考える余地が多いということが、逆にアニメ通な大人たちに一番の魅力なのかもしれません。なんでもテロップやナレーションで説明してくれるテレビに、なんでも聞けば答えてくれるスマホ。それらに囲まれている我々の現代社会、自分で考えて楽しむエンターテインメントを新しいと感じてハマってしまうのも自然なことかもしれません。


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  by weekly-yokoo | 2017-03-29 11:10 | 編集後記 | Comments(0)

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