週刊!横尾和博
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第331回 【「小池劇場」は続く!】

         第331回 【「小池劇場」は続く!】

編集部:今週の話題からお願いします。

横尾 :東京都の小池知事の動向が、ニュースやテレビのワイドショーで連日のように
    取り上げられています。

編集部:小池知事もメディア露出を気にしているようですね。

横尾 :ファッションも専属の人がいると思うのですが、気にしていますし、
    言動も慎重ながらも大胆に言うべきことは言っています。
    昔の小泉総理による「小泉劇場」を思い出しますね。

編集部:はい、小泉さんもテレビを中心とするメディア露出が多かったですね。
    安倍さんもマネしていますね。


横尾 :そうですね。
    小泉劇場も悪者(既得権益者)と闘う正義の味方、という図式を作りました。
    特に郵政民営化で反対する「敵」を作り、「自民党をぶち壊す」と言って
    拍手喝采でした。
    いまのトランプ現象の先駆けのような大衆迎合の手法でした。

編集部:小池知事もそれを狙っている?

横尾 :当然そうですね。
    先日五輪候補地の最終選考をIOC(国際オリンピック委員会)と、
    日本の委員会(JOC)と、国と東京都の4者会合を開きました。
    あれは前日までメディア非公開だったのを、小池知事側が会合の内容が不利だと
    みて、突然メディアに公開しました。
    そこで森元首相が、チクチク小池知事に嫌味や文句を言う姿が放送されました。
    自民党や政府の小池包囲網をかわして、攻勢に出るためですね。

編集部:だからワイドショーもおもしろがって放送するのですね?

横尾 :政治や政策の中身ではなく、人の喧嘩がおもしろいんだと思います。
    小池知事は政治塾を開きました。
    多くの参加者を選抜して、来年7月の東京都議会選挙に「小池新党」から
    立候補させるつもりです。

編集部:政治的には勝つシナリオ、スケジュールを知事側は作っているのですね。

横尾 :はい、ゆえに小池知事は都議会自民党を仮想敵に見立てて、劇場を賑わせると
    思います。
    この前も都議会で「大きな黒い頭のネズミ」という知事の使った言葉に、
    自民党議員がかみつく場面がありました。
    古い既得権益者を指している言葉ですが、知事は答弁で「アンシャン・レジ
    ーム」(旧体制)というカタカナ語でかわしていました。

編集部:都議会自民党が一番怒った原因は?

横尾 :政党復活予算の200億円でしょう。
    予算は都(行政)が決めるのですが、恒例で200億円は政党が業界団体からの
    要望を受けて予算をつける枠があり、これを知事が廃止したからだと思います。

編集部:すると、小池知事VS.都議会自民党、の劇場は来年7月の都議会選挙まで続く
    のでしょうね。


横尾 :東京北区には十条に篠原演芸場という大衆演劇の劇場がありますが、
    小池劇場も昔誰かがやった芝居を再演しているようでいただけないですね(笑い)。
    ワイドショーはバラエティだからしょうがないですが、ニュースなどであまり
    大きく取り上げないほうがよいと思いますよ。
    その分のツケは数年たって、税金の引き上げなどで庶民に回ってきますよ。


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  by weekly-yokoo | 2016-12-14 17:52 | バックナンバー | Comments(0)

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