週刊!横尾和博
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今週の気になる? Vol.327

       第327回 【映画「ジュリエッタ」の魅力】

編集部:さて今週の「気になる」です。

横尾 :スペインの映画監督アルモドバルの「ジュリエッタ」が11月5日に公開
    されました。

編集部:どのような映画ですか?

横尾 :母と娘の葛藤を縦糸にしながら、心理模様を色彩豊かに表現した名作で、
    女性の半生物語です。

編集部:ストーリーは?

横尾 :大学院生のジュリエッタが学校の非常勤講師として勤務地に移動中、
    長距離列車で知り合った漁師の男に惹かれていき、やがて彼と同棲して女の子が
    生まれます。
    その後、子どもを連れてジュリエッタは久しぶりに実家を訪れ、老いた両親との
    齟齬を感じます。
    また彼との不和が露呈した後に彼が海で遭難死、成長した娘が突然家出し
    音信不通になる、という話です。

編集部:まさに女の一生、ですね。

横尾 :はい、原作はカナダの女性作家で、2013年にノーベル文学賞を受賞した
    アリス・マンローの『ジュリエット』です。
    この秋に出版されています。
    カナダを舞台にした小説を、スペイン出身の監督が、舞台を同地に移して映画化
    したものです。

編集部:やはり小説との違いはあるのですか?

横尾 :原作は寒い国カナダ、映画は暖かく太陽の光が豊かなスペインで、
    その感覚や、土地の風や光、民族の違いや、小説家と監督の資質に違いが
    ハッキリ際立っていて、おもしろかったです。
    同じ話なのにこうも違うのか、と。
    芸術の秋ですから、ぜひ味わってみてください。

 
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  by weekly-yokoo | 2016-11-16 11:09 | 今週の気になる? | Comments(0)

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