週刊!横尾和博
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第321回 【豊洲新市場への移転は中止が一番!】

     第321回 【豊洲新市場への移転は中止が一番!】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :連日のように話題になっている、築地市場の豊洲への移転問題です。
    小池新知事の誕生でよけいに盛り上がっていますが、
    五輪施設建設の見直しも含めて重要な問題です。

編集部:とくに食べ物を扱う所ですからね。

横尾 :このコーナーで前にも取り上げましたが、元々東京ガスの工場跡地ですから、
    有害物質で危険なことは誰でもわかりますね。

編集部:過去の責任者がどうした、とか、先週小池知事の記者会見でも、
    都庁の中で「いつ、誰が」とか特定できないなどと言われていますね。
    でも今後どうするのか。これが一番ですね。


横尾 :そうです。
    過去の責任の所在をはっきりさせるのは当然です。
    でも今後どうするのかを考えたときに、いくら追加工事で豊洲の安全を確認
    した、環境基準に適合したと言っても、もう誰も信じないでしょう。
    地下水は湧いてきますし、地震がくれば埋立地ですから水が湧く液状化が
    起きるでしょう。

編集部:食べ物じゃなければね。施設を作ってもよいと思うのですが。

横尾 :魚、野菜、果物など生鮮食品と危険な有害物質はどう見ても合わない。
    ブランド力もゼロどころか、マイナスイメージになりますから。

編集部:具体的にどうすればよいでしょうか?

横尾 :築地に新しい市場を作り、その間、数年間過渡的な移転場所を作るしかないです。

編集部:でも経費が莫大にかかりますね。

横尾 :豊洲は都が売りに出せばよいです。
    その売ったお金と東京都の会計では、市場は別会計になっていますので、
    その市場の特別会計を赤字にして、債券を作ってお金を集め、
    数十年かけて返済していくのがよいと思います。
    都の本会計でも東京都は黒字の自治体ですから。

編集部:ということは、豊洲移転中止、築地再建、という結論ですね。

横尾 :それしか食の安全を保障する道はないです。
    「築地から本日入荷した新鮮な魚」と料理屋がウリにしても、
    今度は「本日豊洲市場に入荷したヒ素、ベンゼンつきの新鮮な魚」なんて、
    誰も食べないでしょう(笑い)。

編集部:そうですね。

横尾 :食はブランド化が大事、もし豊洲を強行したら、この事件のほとぼりが
    冷めるまで、数十年はダメでしょう。
    よほどブランド化に向けた、「大きな芝居」「からくり」を作らないと
    ダメですね。
    でも、今の政権やゼンコン、広告代理店などは豊洲イメージを一新する
    「作られた」大宣伝をやりそうですけどね。


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  by weekly-yokoo | 2016-10-05 11:04 | バックナンバー | Comments(0)

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