週刊!横尾和博
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今週の気になる? Vol.318

         第318回 【映画「健さん」を見る!】

編集部:さて今週の「気になる?」は?

横尾 :ドキュメンタリー映画「健さん」を観ました。
    2014年11月に亡くなった高倉健を偲び、関係者の話をまとめ、
    記録した映画です。

編集部:高倉健といえば古くはヤクザ映画の孤独な渡世人、また「鉄道員」(ぽっぽや)
    のイメージがありますね。


横尾 :昔から寡黙な男、我慢して耐えている男、一生懸命な男の役柄がピッタリの
    俳優でしたね。
    また、「男気」というのもありましたね。

編集部:映画は関係者の証言で?

横尾 :はい、共演した俳優、監督、でも一番印象的だったのは付き人の話でした。
    どんな人にも気遣いを忘れない姿が印象的でしたね。

編集部:いまの時代にはそのような男の人は珍しいですね。

横尾 :いまは誰でも表面に出たがり、耐えるどころかすぐにキレたりします。
    軽薄短小の時代ですから。

編集部:私生活でも高倉健は、映画と同じ役のような姿だったのでしょうか?

横尾 :わかりませんが、俳優として作られた虚像を守ろうとしたんでしょうね。
    ホントは明るい人だという気がしますけどね。
    九州の人ですから「男気」というのはあったでしょうね。

編集部:そういう意味では、有名になった俳優には虚像と実像の差をどのように
    生きるか、難しい問題ですね。


横尾 :大衆が期待し、作られたイメージがありますからね。
    渥美清も「寅さん」のイメージがあったから私生活は大変だったと思います。
    ボクらの若いころは映画館で東映の任侠映画を見て、
    「健さん!待ってました!」「健さん、後ろが危ねぇ!」なんて、
    映画に向かって大声で叫んだりしていました(笑い)。
    決め台詞「古田さん、死んで貰います」と健さんが言うと、
    すかさず場内から「異議なし!」の合いの手がかかる(笑い)。
    まあこのエピソードは当時学生運動をやった人しかわからないでしょうけど(笑い)。

編集部:そういう意味では最後の「昭和の俳優」ですね。

横尾 :国民的スターですね。
    亡くなって2年ですが、健さんには映画を通じて夢を見させてくれたことを
    感謝しています。

 
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  by weekly-yokoo | 2016-09-14 10:41 | 今週の気になる? | Comments(0)

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