週刊!横尾和博
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今週の気になる? Vol.311

     第311回 【映画「帰ってきたヒトラー」の示すこと】

編集部:「今週の気になる」です。

横尾 :今週は、現在公開されている映画「帰ってきたヒトラー」をご紹介したいと
    思います。

編集部:どのような映画ですか?

横尾 :ドイツの映画です。
    舞台は現在のドイツ、シリアなどからの移民問題で社会は揺れています。
    そこに突然、ワープした本物のヒトラーが現れるという話で、笑えますが、
    最後はホントにこれでよいのか、という考えオチになっています。

編集部:それはおもしろそうですね。
    内容はどのようなものですか?


横尾 :ある日、ヒトラーの姿をした男が突如街に現れ、リストラされたテレビマンに
    発掘され、彼の復帰の足がかりにテレビ出演させられます。
    「不謹慎なコスプレ男?」、「モノマネ芸人?」と人気を呼びます。
    生放送に出演したヒトラーは、長い沈黙の後、とんでもない演説を繰り出し、
    視聴者のドギモを抜きます。
    自信に満ちた演説は、かつてのヒトラーを模した完成度の高い芸と認識され、
    過激な毒は、ユーモラスで真理をついていると話題になり、大衆の心を掴み
    始めます。
    テレビ局の幹部もスター誕生に大喜び。
    しかし、皆気づいていなかったのですが、彼がタイムスリップしてきた
    「ホンモノ」であり、71年前と全く変わっていないのです。
    天才扇動者である彼にとって、現代のネット社会は簡単に人を動かすことが
    できる時代になっていました。

編集部:ストーリーを聞いただけでわくわくしますね。

横尾 :ネットと扇動者、ということがテーマでしょうか、ぜひ見てください。
    いまの「ポケモンGO」現象と同時にいろいろ考えさせられます。

編集部:いまの日本も扇動者がでてくると危ないですね。

横尾 :はい、日本だけでなく、話題のコーナーでも言いましたが、世界全体がテロの
    危機もあり、何かに火がつくと、いっぺんに燃え上がるような怖い社会ですね。
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  by weekly-yokoo | 2016-07-27 10:45 | 今週の気になる? | Comments(0)

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