週刊!横尾和博
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第298回 【まだまだ進行中、熊本地震から学べ!】

     第298回 【まだまだ進行中、熊本地震から学べ!】

編集部:今週の話題のコーナーです。

横尾 :4月14日(木)の夜9時26分頃、熊本で震度7の大きな地震がありました。
    地震の大きさを示すマグニチュードは6・5でした。
    死者が41名、負傷1000名以上、倒壊家屋も多数でました。

編集部:ところがそのあと16日(土)午前1時25分ころになって、
    震度6強、マグニチュード7・3(暫定値)の地震がありました。


横尾 :これで被害が大きくなりましたね。
    実はこちらが「本震」で、14日の震度7は「前震」だったという報道が
    流れています。
    またその後、大分が震源の地震も連続して起きたため、それぞれが「本震」
    である、との説もあります。
    つまり活断層がそれぞれ異なるためですね。

編集部:震度とマグニチュードの違いをわかりやすく教えてください。

横尾 :震度は誰でも知っている言葉ですね。
    震度7は、95年の阪神・淡路地震、04年の新潟中越地震、
    11年の東日本地震、今回の熊本地震と4回起きています。

編集部:そうですね。
    11年の3・11は、東京は震度5強と震度5弱の地域に分かれましたが、
    相当揺れました。


横尾 :だから震度は体感的にもわかりやすいんです。
    でもマグニチュードは、ボクら素人にはわからないです。
    ただマグニチュードは3つのことを覚えておけばよいと思います。
    ・マグニチュードは地震のエネルギー、大きさのこと。
    ・地下の深さにより、震度が違う。
     マグニチュードは小さくても地層の浅いところで起こると震度は大きくなる。
    ・マグニチュードが1違うとエネルギーは30倍大きくなる、
     2違うと1000倍大きくなる。

編集部:そうなんですか!

横尾 :だからマグニチュードに注目したほうがよいと思います。
    震度も大切ですが、地下で何が起きているのかボクら素人はわかりませんから。
    今度の熊本地震は活断層型といって、阪神淡路と同じ型。
    九州には断層がたくさん走っています。

編集部:まだまだ地震は続いていますが、今後はどうなりますか?

横尾 :いまの地震学や火山学でわかっていることは、地球の地下の動き、日本列島の
    成り立ちとその地層など、全体像がわかっているとは思えません。
    いままでの科学で解明できたことと未解明のことをきちんと整理したほうが
    よいし、「発表」を鵜呑みにしてはいけないと思います。
    まだ進行中ですが、今回の教訓は、14日の地震でそれが完結したような発表が
    あったこと、実は活断層の連動まで考えていなかったんですね。
    余震はあってもそれが16日深夜のマグニチュード7・3に繋がり、
    また大きな地震が連動してくるとか考えていなかったんです。

編集部:14日の1回で終わり、あとは余震に注意、ということだったんですね。

横尾 :いまの科学ではそこまでムリなら、正直に言えばよいんです。
    あとは人間の想像力で「こういうこともあり得る」「もしかしたら…」という、
    想像を働かせていくことが大事です。
    おカミの発表を絶対視するのは、マニュアルがないと生きていけない、いまの
    世代の特徴です。
    3・11も「未曾有」との言葉がありました、今回もそういう意味では経験した
    ことがない「未曾有」です。
    日本列島、近海の地下で何かが起きているのは間違いありません。
    心配なのは原発です。
    稼働中の川内原発をただちに停止するべきです!


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  by weekly-yokoo | 2016-04-20 13:18 | バックナンバー | Comments(0)

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