週刊!横尾和博
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今週の気になる? Vol.198

            第198回 【GWはまち歩きを!表参道編】

編集部 :さて今週の気になるは?

横尾 : 気候もよくなったので、前にシリーズをやるとお伝えした(第182回)、
      東京の歴史散歩シリーズを。

編集部: どこを訪ねましょうか?

横尾 : 東京・原宿表参道です。
      GWは混雑しているかもしれません。

編集部: なぜ表参道を?

横尾 : ボクは東京・杉並区の京王井の頭線の沿線で生まれ育ちました。
      子どものころ、原宿や表参道に親戚の家が2軒あり、よく遊びにきました。
      その今昔を知っているので、最近の表参道の隆盛ぶりに、とても違和感があります。
      そこで表参道の由来を語ってみようか、と。

編集部: その由来は?

横尾 : 明治神宮が造営された前年の1919年(大正8年)にその参道として
      整備されたのが由来です。
      青山通りの表参道の入り口にある大きな石灯籠が、参道であることを
      示していますね。
      そして1926年(昭和2年)に、同潤会アパートが建ちました。
      いまの表参道ヒルズですね。

編集部 :いま表参道はブランドショップなどが並んでいます。

横尾 : そうですね。
      昔は住宅地だったんです。
      いまでも路地など狭い通りがあり、一歩奥へ入れば住宅地です。

編集部: 昭和中期くらいまでは静かなところだったんですね。

横尾 : そうです。
      戦争で負けて、代々木公園にはアメリカ占領軍によってワシントンハイツができ、
      原宿駅周辺が急速に欧化しました。いまでもその名残がありますね。
      でも昭和40年代くらいまでは静かなところでした。

編集部: するとバブル時代に急速に発展したんですね。竹下通りのように。

横尾 : そう、街の姿が大きく変貌しました。
      あの辺りは、明治天皇を祭神とした明治神宮、東郷神社は軍神といわれた
      東郷平八郎を祭る神社、そして敗戦後の米軍支配、
      いずれも戦争と深く結びついている土地です。
      古い歴史はないけれど、その戦争の陰に注目して歩くと、
      原宿や表参道が違う目で写ります。
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  by weekly-yokoo | 2014-04-30 10:54 | 今週の気になる? | Comments(0)

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