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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

編集後記 Vol.134

携帯電話の本体、携帯電話用のゲームや情報サービス、携帯電話会社の料金体系など、携帯電話関連のCMが一日で一番多く流れているのではないでしょうか。そのどれも、その分野の専門的な言葉が飛び交い、実際CMで何を訴えたいのか、初見ではほとんど分からないことが多いです。でも、若い世代を中心として、徐々にそのサービスやシステムが浸透するにつれ、仕事の現場でも知っていないと困るといった囲い込み漁的な社会状況が続いているような気がします。うちは銀行だから、うちはテレビ屋だから、うちは八百屋だからと言ってられないんです。すべて携帯電話につながってしまうのです。まぁ、大もとはコンピューター社会ということなんでしょうけど。ただの電話が、手紙の仕事も奪い、テレビゲーム、テレビ、音楽プレイヤーから、パソコンの役目まで奪っております。餅は餅屋なんて言葉もそのうち消えてしまい、「餅も携帯」、「すべての道は携帯に通ず」ということになると、「携帯電話会社にあらずんば人にあらず」何てことにもなりかねませんね。と言いつつ、脱携帯電話もできない現実があり、せめてもの抵抗は、今だにスマフォなんぞに乗り換えずにギリギリまでガラ携で粘ろうとしているぐらいです。


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  by weekly-yokoo | 2013-01-30 11:24 | 編集後記

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