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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

編集後記 Vol.120

「着パフ株式会社」という会社が、スマホで香りを送信する「着パフ」なる
コミュニケーションサービスを今秋から展開予定だという。
利用法は簡単。まず「着パフ」の装置と香りのタンクを購入し、その2つを“香りを受け取る側”のスマートフォンに取り付ける。あとは“送り手側”が、無料アプリの「パフ」ボタンを押して送信。すると、メッセージと共に香りが「シューッ」と届けられるそうだ。
「携帯に足りないものは何か?」を社内で話をしていた所、
女性社員から「携帯で“匂い”は出せないですよね」という一言が発せれたのが
全てのきっかけとの事。まさに女性ならではの発想である。
小さい頃、漫画の付録として、爪でこするとチョコレートの香りや花の香りがするシールがついてきた事がある。初めて体験した時は、その不思議な感覚に興奮した覚えがある。
最近で言うと、映画館で映像に合わせて香りを発生させる演出を行った事がある。
例えば、2005年末に公開された「チャーリーとチョコレート工場」では、一部劇場で上映中にチョコレートの香りを発生させて観客の気分を盛り上げた。
個人的にはこういうちょっと夢のあるサービスって、わくわくしてしまう。
「本来ないはずの所から、香りが出てくる」という事自体に魅力を感じる。
「着パフ」も香りのバリエーションや、様々なシチュエーションの提案で
今後、是非浸透していってもらいたいと思う。


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  by weekly-yokoo | 2012-10-17 10:49 | 編集後記

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