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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

編集後記 Vol.116

山梨県北杜市長坂町富岡の「市オオムラサキセンター」は、虫を愛する「虫ガール」のブームを巻き起こそうと、女性向けの虫イベントを開催するそうだ。
「かわいくて絶対に女子うけする」というオオムラサキの幼虫を観察し、周辺の森で虫を探した後は、テラスでピザとコーヒーのランチ。トンボやバッタ、玉虫などが飛び交う中、「虫談議」に花を咲かせる。虫をテーマにした女性フォトエッセイストらの対談もあり、虫についての見識も深まる内容だそうだ。
「虫」に関しては好き嫌い分かれる所ではあるが(ちなみに筆者は「虫嫌ガール」)、
女性が親しみやすい昆虫を選んでいるように思うし、虫好きの女性にしてみればこの上なく至福の時を過ごせるのであろう。
「山ガール」・「釣りガール」など特定の趣味を好む女性達の事を最近では「~ガール」と表現する機会が多い。
登山服やフィッシングウェアに関して女性向けの可愛いものが増えた事も確かに一つの理由として挙げられるが、昔から登山好き・釣り好き・虫好きの女性達は存在していたように思う。
例えば山ガールで言えば、「合ハイ」(男女合同のハイキング)という言葉がある通り、女性にとっても登山やハイキングはそれほど遠い存在ではない。
一般的に見ると男性向けと思われる趣味であるがゆえになかなか周囲に名乗りあげられなかった女性達が、「~ガール」というくくりを設ける事で打ち明けられやすくなったというのが実の所のように思う。
「虫ガール」のように昔から男女問わず好きな人の多い爬虫類に関しても、「ヘビガール」・「トカゲガール」と名のつく女性達が出てくるのだろうか。私はどちらも「嫌ガール」である。


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  by weekly-yokoo | 2012-09-19 10:51 | 編集後記

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