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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

編集後記 Vol.109

皆さんも経験があると思いますが、たまに寝そうになった時や、寝ている時、
「ビクッ」とする事があります。
特に電車などで「ビクっ」とすると、すごく恥ずかしい感じになってしまいます。
そこで今回はこの「ビクっ」についてお話します。
そもそも「ビクっ」は病気ではなく、
「スリープ・スターツ」や「ジャーキング」と呼ばれるもので、
性別や年齢には関係なく、全体の60~70%の人に見られるといわれているそうです。
メカニズム的には、人が深い眠りに入る瞬間、
脳が起きている状態から眠っている状態へ移る時の現象で、
脳が混乱し、自分の意志とは関係なく筋肉を急激に収縮させる命令が送られる為に
「ビクっ」となるそうです。
他にも、イスに座ったまま寝るなど、体に負担をかける寝方をしている場合、
倒れたり転んだりした感覚であると脳が解釈してしまい、
急に筋肉の緊張が高進して手足が動くので「ビクっ」となるみたいです。
基本的には疲労がたまった状態の時によく起こるそうですが、
睡眠不足やストレス・カフェイン、ニコチン(たばこ)の多量摂取、
夕方以降の運動のし過ぎなども原因のひとつだそうです。
ただ、頻繁に「ビクっ」が起こるようですと、
睡眠時ミオクローヌス症候群やレストレスレッグ症候群(むずむず脚症候群)の
可能性もありますので、心当たりの方は一度病院で診てもらってください。


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  by weekly-yokoo | 2012-08-01 10:50 | 編集後記

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