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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

編集後記 Vol.49

世の中には数々の迷信が存在します。
諸説色々とありますが、代表的なエピソードを紹介したいと思います。
■夜中につめを切ってはいけない
昔は電気もなく夜が暗かったため、爪を切ると刃物で怪我をする可能性が高く、
そこから雑菌が入り破傷風になるのを防ぐためだそうです。
夜爪を切ることは、夜詰めといって世の自分、自分の余命を詰めてしまう
とも言われてますね。
■夜に口笛を吹くと蛇が出る
昔、日本で人身売買があった時代、夜に売人を呼ぶ合図が口笛だった為、
「蛇(妖怪、お化け)が出るから吹かないように」と子どもに警告するためだったようです。
夜に口笛を吹くような家は、その家にはなにか良い様なことがあり、近所から妬まれる
という話もあります。
■火遊びをするとおねしょする
子供が火遊びすると、その興奮を夜まで引きずってしまい、自律神経が撹乱して、
おねしょに繋がる可能性がある為ということらしいです。
■食べてすぐ寝ると牛になる
横になる牛の姿が怠け者のようで、その行儀の戒めとして言われるようになったようです。
しかし、現在の医学的見解では食後横になるのは、食事で重くなった胃袋の負担を
防ぐために、体には良い事だそうです。
■雷鳴ったらヘソ隠せ
雷が鳴ると、急激に気温が下がるので、お腹を出しているとお腹が冷えたりするので
気をつけろ、という意味だそうです。
■霊柩車を見たら親指をかくさないと親の死に目に会えない
親指は親をあらわすために、あの世に連れて行かれないようにするためと教えながら
「霊柩車を見かけても、指をささないように」というマナー教育だったようです。
などなど、他にも数多くの迷信が存在します。
まぁ迷信と言えども、それぞれの表現にはそれなりの知恵が込められており、
昔の人達の上手い「しつけ」方法だったのかもしれないですね。
しかし今のようなグローバル化が進む時代、どれだけの日本古来の迷信が
後世に残って行くんでしょうかね。

  by weekly-yokoo | 2011-06-01 10:27 | 編集後記

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