週刊!横尾和博
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 第5回 【 築地市場の移転は、豊洲案を撤回しろ!】

 第5回  【 築地市場の移転は、豊洲案を撤回しろ!】
            ~ブランド力は地域に宿る~


編集部: 本日も宜しくお願いします。今回は築地市場の移転問題ですけども、
      なかなか移転が進まないようですね。


横尾 : まず、移転を決めたのが2001年。
      新しい埋め立て地域の江東区豊洲地区で2014年の開業をメドにしていました。
      その後、移転候補地である豊洲地区の地下水や土壌が有害物質に汚染されている
      のなど、7つの疑問が出てきました。
      さらに、昨年の夏の東京都議会選挙で、反対する民主党が多数になり、
      議会でも反対勢力が過半数になりました。

編集部: そもそも移転の理由は何だったんですか?

横尾 : 現在の築地市場の建物の老朽化と、取り引きの増大です。

編集部: 最近も移転地である豊洲の土地の汚染問題が、新聞やテレビで話題になりましたね。

横尾 : もともとある土壌汚染に加えて、後から盛った盛り土も汚染されていたそうです。
      豊洲の汚染された土壌をきれいにするだけで都民の税金約586億円かかるんです。
      また先週おきた盛り土汚染の除去も入れると、その倍はかかるだろうと言う人もいます。
      なんせベンゼンやヒ素ですからね。嫌な感じですよね。

編集部: ということは、建物別で土を変えるだけで約1000億円ですか! 
      それで「きれいになった」、「安全だ」と、いくら言われても食べ物ですからね~。
      それも鮮度が売り物ですから、あまりよい感じはありませんね。


横尾 : 『築地直送』なんてウリがなくなりますよね。築地のイメージダウンですね。

編集部: 横尾さんは、どうすればよいとお考えですか?

横尾 : ボクは現在地を立て直して、また営業すればよいと思いますね。
      生の食べ物は鮮度が重要ですし、「築地」というブランド力はたいしたものだと思います。

編集部: 今、築地は新しい観光スポットになっているそうですね。

横尾 : 築地の機能や魅力は、本来の市場取引だけではありません。外国からの観光客や
      全国の消費者が、直に買ったり食べたり出来る「場外」というシステムは
      他には変えられない魅力があります。
      おいしいラーメン屋、ご飯山盛りの食堂など、狭く汚いような昭和のイメージも
      魅力なんですね。
      新しくなって明るいきれいな場外じゃ、イメージ崩れますよ。
      新宿の思い出横丁や新橋のガード下の飲み屋も同じ魅力です。

編集部: 今ある築地という地域資源を大事にしようと、横尾さんは考えてるんですね。

横尾 : そのとおりです!
      本来の場所でとれたものではない漁業物、農産物に「○○産」と、ブランドを
      付けた食品偽装表示が話題になっていますが、現住所「豊洲」で本籍「築地」では
      魅力が落ちますよね(笑い)。やはりブランド力とはその土地の魅力なんですよね。
      地場産でも同じことですね。経済効率だけの考え方では、ブランド力は発信できません。
      地域・地方の活性化でも、ブランド力を身につけた農産物、商品、サービスなどを、
      どれだけ提供できるかが、経済活性化のカギになっています。
      みすみす自分から築地ブランドを外すのは愚の骨頂。
      それでも豊洲に拘るのは、何らかの利権がらみ、と疑われてもしょうがないと思います。

編集部: 地域活性においてもブランド力が大切なんですね。
      では、具体的にはどのような利権が考えられますか?


横尾 : ウワサですから根拠はないですけど、まずジョーシキからいうと、
      築地を売って儲かるのは跡地にビルを建て、周辺を再開発するゼネコン。
      豊洲の新市場でも莫大な建設費用でゼネコンが儲かります。
      最近では外資(アメリカ系資本)が築地の魚の大手卸売会社の株式を取得し、
      力を持ってきたといわれています。
      今後は中小の卸売業者を統合・整理したり排除したりして、
      伝統的なセリではなく電子取引で市場や価格を支配する可能性があります。
      そのようなゼネコンや金融系外資が、ウラで政治家や行政と繋がっていれば、
      大きな黒い利権となりますね。

編集部: なるほど。色々な事が考えられるんですね。
      本日も貴重なご意見、ありがとうございました。
      また来週も宜しくお願いします。

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  # by weekly-yokoo | 2010-07-28 11:13 | バックナンバー

今週の気になる? Vol.5

                 
                      『お化け屋敷』

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編集部: 毎日暑い日が続きますね。
      そんななか今週の「気になる?」は…。


横尾 : 真夏にふさわしい「お化け屋敷」の話題です(笑い)。
      さて、夏と言えば思い浮かぶのは何でしょうか?

編集部: 海、花火大会、スイカ割り、などでしょうか?(笑い)

横尾 : 夏はお化け屋敷、という選択枝はないですかね?(笑い)。
      私もあまり行かないんですが、
      昔はお祭りの時に出ている見世物小屋へよく行きました。
      「へび女」や「ろくろ首」などですね。
      今ではもう新宿の花園神社の縁日くらいしかなくなったんじゃないですか。
      それに比べて、今では見世物小屋の発展バージョンで、
      遊園地などの「お化け屋敷」が人気を集めるようになりました。

編集部: 近場でオススメのスポットは?

横尾 : 東京では西武池袋線ですぐに行ける「としまえん」にあるお化け屋敷。
      入場料300円で定番の古寺、墓場、幽霊屋敷なんかがあり
      恐怖の霊感スポットです。カップルで行く事をオススメします。(笑い)。

編集部: 「お化け屋敷」も色々なものがあるそうですね。

横尾 :  もはや、それ自体がテーマパークなみですね。
       伝統的なものは日本の「四谷怪談」など幽霊ものですが、
       最近では、外国のホラー系とか。居酒屋でも「ユーレイ屋敷」とか、
       店舗に凝ってワンテーマ居酒屋があるそうです。
       夜のお店でも「お化け屋敷」いうのがありますね(笑い)。

編集部: 居酒屋ですか?ちょっとぐらいビールがぬるくても涼めそうですね~。
      でも、夜の店は怖すぎて本来の目的忘れちゃったりして(笑)。


横尾 : 「お化け屋敷」ってのは、やはり怖くないとね(笑い)。
      作り物だとわかっていてもなぜか怖いんですよね。
      そんなわけで今回の気になるは、人を怖がらせる仕事、
      お化け屋敷プロデューサーの本を紹介しましょう。
      五味弘文著書「人はなぜ恐怖するのか?」(メディアファクトリー)です。

編集部: お化け屋敷プロデューサーなんて人がいるんですね。

横尾 : 「赤ちゃんを抱いてお化け屋敷に入る」「手錠でつながれる」といった
      革新的なお化け屋敷をつくった方が「恐怖」について語ってますので、
      一度、読んでみる事をオススメします。
      今年は猛暑。お化け屋敷に行って、その後の生ビールはたまらないですよ(笑い)。
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  # by weekly-yokoo | 2010-07-28 10:49 | 今週の気になる?

編集後記 Vol.5

う~む、確かに、これだけ暑い日が続くと、お化け屋敷にでも行って涼んでみたくなりますね。
富士急ハイランドの「最恐戦慄迷宮」は、世界最長のお化け屋敷と銘打っているだけに、
全長900m・所要時間約60分だそうです。
全長900mがどんだけのもんだかわからないですが、恐怖が60分続くって!!
・・・・私には、耐えられません!
仮に、デートで彼女と手をつないだり、抱きつかれたりのチャンスと考えても、60分ですよ!
しかも、自分が恐怖と闘いながらっ!
気の弱い私は、お化け屋敷で恐怖に耐える事より、
60分間騒いでぐったり疲れて、不機嫌になるであろう彼女をまえもって想像して、
デートに誘う事ができません。
あ~、考えただけで涼しくなるお化け屋敷は、やっぱり偉大です。
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  # by weekly-yokoo | 2010-07-28 10:29 | 編集後記

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