週刊!横尾和博
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第360回 【懲りない安倍政権!】

     第360回 【懲りない安倍政権!】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :都議会議員選挙で現有議席57から23と半減して、歴史的な大敗を喫した
    自民党、安倍政権ですが、外目にはどこ吹く風で、口からだけの反省しか
    述べていません。

編集部:やはり先週の予想どおり、8月初旬に内閣の大臣の顔ぶれを替えて、
    イメージアップですか?

横尾 :その路線ですね。
    国民の静かな怒りの目をそらせようとしています。
    懲りていないんですね。

編集部:国民は怒っているのですか?

横尾 :はい、そう思います。
    コネとカネの政治、つまりオトモダチ政治が安倍政権の特徴ですが、
    国民の怒りが彼らはわかっていない。
    つまり安倍政権の支持率が高いように見えるのは、「ほかに替る人がいない」
    「民進党は頼りない」、という消極的な理由なんですね。
    そこへ小池都知事と「都民ファーストの会」が期待を持たせたわけですから、
    支持が集まるのは当然。
    自民はダメ、民進党もイヤという層に大ウケになるわけです。

編集部:今後はどうなりますか?

横尾 :衆議院議員の任期は来年12月までです。
    それまでに安倍さんは解散総選挙にうってでます。
    勝つ戦術はただひとつです。
    「消費増税10%引き上げ時期の凍結」で、ウケを狙います。
    それに対して小池新党は国政に進出するでしょう。
    しかし小池新党は全国で候補者を立てられないし、準備が間に合わない。
    ゆえに目標を、公明党を上回る議席獲得にして、自民党に揺さぶりをかけて
    きますね。

編集部:そうするといまの野党が困りますね。

横尾 :民進、共産、自由、社民は野党統一候補で闘い、一定程度の議席は獲れます。
    でも小池新党にメディアの注目も集まり、野党共闘は前進しません。
    何年か前に大阪維新の会が同じような手法をとりました。
    ボクは公明党を第2自民党、大阪維新の会が第3自民党のようだと思ってい
    ます。
    小池新党が第4自民党にならないように、期待に応えてがんばってほしいと
    思います。


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 北海道新聞掲載、村上春樹・川上未映子『みみずくは黄昏に飛びたつ』書評(筆者 横尾和博)


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  # by weekly-yokoo | 2017-07-12 10:50 | Comments(0)

今週の気になる? Vol.360

       第360回 【夏の芥川賞予想!】 

編集部:「今週の気になる」をお願いします。

横尾 :7月19日(水)に夏の芥川賞が発表されます。
    毎年1月と7月の2回、この純文学の新人賞が発表されます。
    そこで大胆予想をしてみたいと思います。
    今回は4つの作品がノミネートされています。

編集部:どのような作品でしょう?

横尾 :このような候補です。
    今村夏子「星の子」
    古川真人「四時過ぎの船」
    温又柔「真ん中の子どもたち」
    沼田真佑「影裏」

編集部:ずばり予想は?

横尾 :まず結論から。
    本命は今村夏子「星の子」
    対抗は沼田真佑「影裏」です。

編集部:その中身は?

横尾 :実力では今村夏子です。
    沼田真佑は、今年文学界新人賞を獲ったばかり。
    内容も描写がきちんとしていて、クロウト好みです。
    芥川賞は文藝春秋社が実質主催ですから、自分のところの雑誌「文學界」から
    出た沼田に賞を獲らせたいでしょう。
    そのあたりを選考委員がどのように忖度(そんたく)するか。
    忖度政治の安倍政権みたいですけどね(笑い)。

編集部:横尾さんはどう思いますか?

横尾 :ボクは本命の今村夏子でよいと思います。
    これからも期待できそうですし、実力派ですからね。
    ただ最近の又吉直樹や村田沙耶香のように、本の売れ行きや人気では地味です
    が、前から述べているように芥川賞は純文学の世界での「新人賞」。
    中身がよく知られていないのにいまの異常な盛り上がりは、メディアと本を
    売りたい出版界の戦略です。
    本や読書に陽があたるのはよいことですけどね。
    NHKがニュース速報で流す価値はないと思います。
    これも反知性主義の流れなんでしょうね。

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  # by weekly-yokoo | 2017-07-12 10:46 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.360

先日放送された人気ドラマでも話題になった「焼き餃子」や「エビチリ」の日本と中国での認識の違い。もともと中国での餃子は水餃子を指し、焼き餃子は翌日余った水餃子を焼いて温めて食べたことに由来するというのは聞いたことがありました。今回初めて知ったのは、エビチリも中国では高級メニューではないとのこと。仲良しの中国人スタッフに確認したところ、もともと鮮度が落ちたエビの再利用的な料理だそうで、料理の中ではランクの低いメニューだそうです。本場では四川料理の「乾焼蝦仁」(カンシャオシャーレン)と呼ばれるもののようですが、味も調理方法も日本のエビチリとは違うようで、日本のエビチリは料理人陳健一のお父さんが日本人用に開発して作られたのだといいます。
仲良しの中国人スタッフには、中華を食べる時など色々聞いているのですが、回鍋肉なども本場のものとは全く別物らしく、日本の回鍋肉では欠かせない調味料の甜面醤さえ使わないと言うではないですか!まぁ、焼き餃子も皮が水餃子に比べて薄く進化していたり、エビチリにはトマトソース、回鍋肉には甜面醤と、それぞれ独自の進化をして人気メニューになっているわけなので、もはや本物と比べること自体がおかしいのかもしれません。問題はネーミングですね。本場の人からしたら、自国の料理と同じ名前で全く別物の料理が出てくるとしたら気持ち悪いですものね。日本人が異国に行って“寿司です“と出されたものが、見たこともない創作米料理だったら気持ち悪いですからね。とはいえ、中華料理のネーミングはすっかり日本に根付いていますし、そもそも食文化は渡った土地で様々に変容を遂げるものだからしょうがないし、このままグルメ蘊蓄として定期的に思い返しては本家に感謝しつつ頂く、ということですかね。


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  # by weekly-yokoo | 2017-07-12 10:42 | 編集後記 | Comments(0)

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