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週刊!横尾和博
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カテゴリ:バックナンバー( 338 )

 

第340回 【TVニュースが日本の将来をダメにする!】

 第340回 【TVニュースが日本の将来をダメにする!】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :「日本の将来をだめにするシリーズ」の2回目です。
    今回は報道としてのテレビの役割について考えます。

編集部:テレビ報道がダメなのは、横尾さんがよく指摘されていますね。

横尾 :はい、NHKはじめ、いまのテレビ各局の報道、ストレート・ニュースや
    ニュース・トークショーがホントのことを伝えていないことは、
    いつも言い続けています。
    言い続けないと、世間的にはバラエティ番組は「作り」だけど、ニュースは
    真実だと思っている人が圧倒的です。

編集部:はい、そう思います。

横尾 :でもニュースの取り上げ方には、3つのポイントがあります。
    まずそのニュースを放送する「価値」の問題です。
    番組で取り上げられない地味なニュースこそ庶民の暮らしにとっては「価値」
    があるはずですが、「地味ネタ」ということで排除されます。
    次にニュースの並べ方と扱う分量です。
    最近のNHKは冒頭に、今だと大雪などの災害ネタ(ニュース)を多くやります。
    そして30分の番組枠内では、最後のほうに30秒くらいで国会の話をします。
    つまり扱いが小さいのです。

編集部:そうかもしれません。

横尾 :そして最後のポイントは、ニュースが現象だけを伝え、「なぜ」、「どうして」
    という本質を伝えません。

編集部:ということは、どうなりますか?

横尾 :庶民はいつも政府発表や当局発表のニュースばかりを鵜呑みにします。
    アメリカではトランプ政権に記者会見で記者が突っ込みます。
    あのようなことは日本ではありません。
    昔はあったのですが。
    各社の姿勢と記者のことなかれ主義、またエリートで権力機構への反発心が
    ないことが原因です。

編集部:どうすればよいですか?

横尾 :メディアを疑う、情報をどのように受けとるべきか、教育や訓練が大事ですね。
    ネットでも同じことで、ネットに書いてあることをすべて全部受け入れる、
    というのが間違いであることは、わかることだと思うのですね。

編集部:最近ネットでの偽ニュースが問題になっています。

横尾 :偽ニュースに踊らされるようだと、ホントにこの先日本は沈没です。
    北朝鮮の個人崇拝の独裁体制とは違いますが、一部政治家、官僚、財界による
    柔らかな永久独裁体制の進行がいまの日本の姿なのです。


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  by weekly-yokoo | 2017-02-22 10:55 | バックナンバー | Comments(0)

第339回 【教育が日本の将来をダメにする!】

    第339回 【教育が日本の将来をダメにする!】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :先週のこのコーナーで、日本の将来は危ない、という暗い話題をテーマに
    しましたが、なぜダメになるのか、今週はその原因を考えてみたいと思います。
    なにか単純な、ひとつの要因ではなく複合的な要素があるので、
    今回だけでは語りきれないと思いますので、断続的にこのコーナーで
    取り上げていきます。

編集部:はい、お願いします。

横尾 :政治や経済、国際問題はよく話してきましたので、社会的な原因を考えてみたい
    と思います。
    今後10年、20年のスパンで考えてみます。
    まずひとつは教育です。

編集部:教育は重要ですね。

横尾 :いまの10歳の子どもは10年後には20歳、20年後には30歳になります。
    その子どもたちに近代・現代の歴史や国際問題を教えてないとダメになります。
    そしてネット時代にあえて逆らって本を読み、読書感想文などを書かせないと
    ダメですね。

編集部:それはどうしてですか?

横尾 :いまの日本、これからの社会は、反知性主義が溢れています。
    つまり知識や教養、想像力や謙虚さがないと社会は崩壊してしまいます。
 
編集部:具体的にはどういうことでしょう?

横尾 :トランプ大統領が反知性主義の典型例です。
    彼はインテリで大富豪ですが、ワザと知性がないフリをして、
    「ドラえもん」の漫画で言えば、ジャイアンのように振る舞っています。

編集部:力のあるジャイアンがトランプやアメリカだと?

横尾 :そうですね。
    強い者は、自分がより強いことを示すために弱い者たちをイジメます。
    強い言葉や大きな態度で、一見正しいようなことを言うのですが、
    その正しさとは、トランプに所属する階級(大富豪や大企業)には、
    「正しく」ても、その他ののび太やドラえもんには迷惑千万です。
    強者が「オレは強い!」とアピールし、周囲を威圧しては社会が成り立ち
    ません。
    そのことをしっかり教えるのが教育です。

編集部:つまり「ドラえもん」のような教育が必要だと?

横尾 :そうです。
    強者も社会的弱者も手を取り合うような世界を築くために基礎的な教育が必要だ
    と思います。
    ところが文部科学省の天下り問題で明らかなように、教育の総本山が自分たちの
    ことばかり考え、より強者を作る教育システムを作っています。
    これじゃあ、日本はお先真っ暗で、庶民は自分の努力で弱者にならないように
    人を押しのけて「勝ち組」に回ろうと争います。
    「共生社会」の理念が崩れ「競争社会」が激しくなり、日本がダメになります。


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  by weekly-yokoo | 2017-02-15 10:56 | バックナンバー | Comments(0)

第338回 【ますます日本はアメリカの植民地に!】

   第338回 【ますます日本はアメリカの植民地に!

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :先週に引き続きトランプ米大統領の話題です。
    この1週間、メキシコの壁に続いて、中東・アフリカの7カ国からの
    入国禁止令を出しました。
   
編集部:指定されたのはどの国ですか?

横尾 :中東ではイラン、イラク、シリア、イエメン、
    アフリカではリビア、ソマリア、スーダンです。
    イランは安定していますが、長年アメリカにとっては敵国だった国。
    あとは政情不安定な国です。

編集部:アメリカ国内でも批判が強まっていますね。
    裁判所も決定がでて、入国禁止をときましたね。

横尾 :はい、当然でしょう。
    トランプ大統領が誕生しましたが、そもそもヒラリー・クリントン氏との
    昨年11月の大統領選挙、総得票数では57万票の差でヒラリー・クリントン氏
    が勝ちました。
    しかし選挙制度のせいでトランプ氏の勝ち。
    そもそも国内は大きく分裂しているんですね。

編集部:そうですか。

横尾 :大きく分かれた選挙では、普通だと選挙が終われば、僅差の場合、勝者が
    「ノーサイド」(試合終了)と言って相手を讃え、融和政策をとるのが常道。
    でもトランプ大統領は勝った勢いで、どんどん亀裂が深まる政策をぶちあげて
    います。
    これじゃ国内はまとまりません。

編集部:その余波は外国にも?

横尾 :当然ヨーロッパと英、豪など親米国でも亀裂を生みます。
    そのなかで日本だけは、トランプ氏にくっついて米国内で雇用を生み出す、
    日米安保で米軍の駐留経費をさらに負担する、ことになりそうです。

編集部:日本国内であまり対米政策の議論が盛り上がりませんね。

横尾 :やはりメディアがこれはおかしい、と指摘しないとダメです。
    たとえば米軍駐留経費は、世界の親米国で一番負担し、これ以上出せないわけ
    ですから。
    特に政権寄りのメディアが、身内から批判しないと、政権はどこまでもアメリカ
    についていき、政権寄りメディアはどこまでも安倍政権についていく、
    という気ではホントに将来日本は滅びます。

編集部:日本の将来はどのように危ないのでしょうか?

横尾 :貧困、戦争、治安悪化、国の財政破綻で東京五輪開催の2020年は乗り越えて
    も、その後20年、つまり21世紀半ばにはどうしようもない国になりますね。
    まず高齢化、貧困の波からやってきます。
    そのあたりの話題は今後お話ししますね。


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  by weekly-yokoo | 2017-02-08 11:01 | バックナンバー | Comments(0)

第337回 【トランプ大統領、大荒れで日本は?】

      第337回 【トランプ大統領、大荒れで日本は?】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :やはりトランプ大統領誕生で、この10日間メディアの話題をさらいましたね。

編集部:テレビのワイドショーもこの話題でした。

横尾 :相変わらずテレビは、出来事の表面しか流さずに、ホントのこと、本質的なこと
    は何か、ということを放送していませんね。

編集部:トランプ大統領、この10日間で一番の話題は?

横尾 :やはりメキシコとの国境に壁を作って移民を入れない、
    そして中東・アフリカの7か国からの入国者を制限するというものです。

編集部:あと日本車タタキもありましたね。

横尾 :はい、12か国のTPPを永久離脱し、今後はアメリカと日本など、
    二国間の交渉で関税問題や規制緩和をはかろうというものです。
    これも悪の枢軸国のように「中国、日本、メキシコ」の有色人種の国を
    あげつらい、貿易の不均衡を批判しています。

編集部:経済問題のほか日本にとって警戒すべきは何でしょう?

横尾 :日本に在日米軍の経費の負担を増額しろ、と言っても今でもすべて日本の税金で
    米軍を駐留させているわけですから、負担増はあと軍人の給与のみという笑い話
    もあります(笑い)。

編集部:軍事的には自衛隊のアジアや中東での米軍の肩代わりは?

横尾 :当然ありますね。
    一番は中国牽制の先兵となること、二番目はイラクやアフガン、シリアなどの
    治安維持、三番目はアフリカのソマリアや南スーダンなどです。
    米軍が経費削減で引いたあとに自衛隊が行く可能性を、トランプ大統領は
    安倍首相に押し付けてくるでしょう。

編集部:ビジネスマンですから、取引など商売が上手いのですね?

横尾 :はい(笑い)。
    いろいろな駆け引きと脅かしで日本を攻めてくると思います。
    日本もホントのことをニュースで流して、国民が目覚めないと、
    アメリカ人の奴隷になりますよ。


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  by weekly-yokoo | 2017-02-01 11:32 | バックナンバー | Comments(0)

第336回 【天下り、忘れたころに再び!】

       第336回 【天下り、忘れたころに再び!】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :文部科学省が天下りを、組織的にやっていたことが明らかになりました。
    天下りは、民主党が政権をとっていたときに排除しました。
    政治情勢的にも自民対民主の国会議員の数が拮抗していたこともあり、
    緊張関係があって、しばらくは霞が関の官僚もおとなしくしていました。

編集部:それがなぜ復活したのでしょうか?

横尾 :自民党が強くなり、政治が1強多弱状態で、しかも安倍政権が長い間続いて
    今後もあと4年くらいは続きそうなので、緩んでいるんですね。

編集部:天下りの問題は?

横尾 :膨大な許認可権や予算を扱う中央官庁の官僚が、退職したら関連の民間企業に
    再就職すれば癒着が生まれます。
    以前、国民の批判を受け、それを是正するために国家公務員法が改正されたの
    ですが、ザル法になっていました。

編集部:今回、どこがザルだったのでしょうか?

横尾 :いまの法律では「現職職員による関連利害企業へのあっせん」を禁止しています。
    文部科学省のやり方は現職職員ではなく、前に退職したOBを介して再就職の
    あっせんをしています。
    法のぬけ穴をくぐっているんですね。

編集部:天下りが絶えない理由はなぜなのでしょうか?


横尾 :官僚は役所のなかで出世競争をします。
    中央省庁の官僚のトップは事務次官です。
    同期の官僚のなかで次官が決まると、他の官僚は退職することになります。
    だいたい50代半ばです。
    すると定年まで数年ありますから、再就職をします。

編集部:再就職自体は悪いことだと思いませんが?

横尾 :そうです。
    問題は何度も再就職を繰り返し、そこで退職金を何回ももらい、結局は私腹を
    肥やすことになります。
    そもそも官僚は税金をもらって仕事をしていたのに、私腹を肥やしてよいのか、
    という問題です。

編集部:そうですね。

横尾 :彼らの論理では、国家公務員は給与が民間よりも安く、たとえば東大法学部を
    卒業して、国家公務員試験に合格して官僚になっても、民間に就職した同期生に
    比べて生涯賃金が安いので、再就職と繰り返す退職金は当然だ、という理屈に
    なります。

編集部:官僚は国のために働くのですから、生涯賃金を言ってはいけないですよね?

横尾 :そうです。
    自分で道を選択して、国のために尽くすのが公務員です。
    特に官僚は、実際の行政を動かすわけですから、そこに誇りをもって、
    お金のことを言ってはダメだと思います。
    そういう気概のある官僚がいなくなった、ということです。
    まあ小さいころから「お受験」で成績はよかったけど、世の常識が通用しない人
    たちだと思いますよ。
    その人たちが日本の舵取りをしているのですから、怖いものがありますね。


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  by weekly-yokoo | 2017-01-25 10:43 | バックナンバー | Comments(0)

第335回 【トランプ次期大統領のスキャンダルは?】

    第335回 【トランプ次期大統領のスキャンダルは?】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :この20日にアメリカ大統領に就任するトランプ氏、大変なことになっています。
    日本のテレビ、新聞などのニュースではあまり話題になっていませんが、
    早くもスキャンダルがでてきて、アメリカメディアでは大きなニュースになって
    います。

編集部:どのような内容でしょうか?

横尾 :まず先週、当選後初めての記者会見をしました。
    その際にCNNの記者には質問させませんでした。
    CNNが不当な報道をしている、という理由です。
    この記者対トランプ氏のやりとりは日本でも大きく報道されましたが、
    その背景、なぜCNNを敵視したかということの報道はないのです。

編集部:トランプ氏のスキャンダルとはどのようなことでしょう?

横尾 :ロシアの話です。
    2013年、モスクワで開かれたミス・ユニバースの大会を見に行った
    トランプ氏は、最高級ホテルのリッツ・カールトンの一番よい部屋を借りきり、
    売春婦を集めて乱痴気騒ぎをしたらしいのです。
    しかも放尿プレーなどの性癖があり、ホテルの部屋を汚した、というものです。
    ロシアでは監視カメラや盗聴が行われているので、一部始終だけでなく全部
    明らかになるそうです。
    またホテル従業員の証言も押さえてある、ということです。

編集部:今回の情報の出どころはどこですか?

横尾 :イギリスの諜報機関の人物がロシアから入手し、アメリカの情報機関に知らせた
    とのことです。
    そのイギリス諜報機関の人物は明らかになっています。

編集部:それをCNNがつかんだのですか?

横尾 :いや、最初に米のネットTV「バズフィード」がイギリス情報機関のメモとして
    35ページ分の情報を全面公開し、CNNはトランプ氏の酒池肉林の騒ぎの
    裏付けをとった、と言われています。

編集部:それは大変なスキャンダルですね。

横尾 :ホントなら、ロシアのプーチン大統領はその情報を知っていて、
    トランプ氏の命運を握っていることになります。

編集部:だからロシアの大統領選挙に介入したサイバー攻撃に対して、
    トランプ氏は何もできないのですね?


横尾 :そういうことで、ロシアに弱みを握られずっと脅かされることになるでしょう。
    トランプ政治、早くも世界に暗雲が立ち込めてきました。
    これからますます荒れ模様のトランプ政治です。


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  by weekly-yokoo | 2017-01-18 11:00 | バックナンバー | Comments(0)

第334回 【希望がない時代に】

          第334回 【希望がない時代に】
 
編集部:新年明けましておめでとうございます。

横尾 :おめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。

編集部:新年最初の話題はどのようなことでしょうか?

横尾 :暗いニュースが多いなかで、明るいニュースを探しましたが何もありません。
    なぜこんなに暗い世の中なのか、正月休みに考えてみました。

編集部:はい、新年から暗いですね(笑い)。

横尾 :そうですね(笑い)。
    そこで考えたのは、やはり日本には「希望」がないんですね。
    村上龍の『希望の国のエクソダス』という小説が以前出ましたが、
    そこで「この国には何でもある。だが希望だけがない」、という言葉が語られて
    いました。

編集部:衝撃的な言葉ですね。

横尾 :はい、村上龍の小説は、時代の節目で状況を的確にとらえるセンスの良さが
    光っていますが、2000年に刊行されたこの小説もそうです。

編集部:やはり1990年代のバブル経済崩壊以降、日本には希望がなくなったので
    しょうか?

横尾 :そうですね。
    日本的経済のよさは、経済は右肩上がりでよくなる、雇用は正規社員で
    終身雇用、企業は一家主義で社員や家族を守る、という社会的な合意が
    ありました。
    いまはアメリカ流の新自由主義経済で弱肉強食、一部の富裕層と多数の貧困層
    で、かつての中流といっていた人たちはどんどん落層化しています。
    つまり努力をすれば、たとえローンでも家を持て、安心した老後が送れる、
    というビジョンが崩壊したのですね。

編集部:結局、一部の富裕層にとって希望はあるけれど、大多数の貧困層や一部の中流層
    には希望がないということですね?


横尾 :はい、そのとおりです。
    貧困は連鎖を繰り返します。
    貧困層の子どもが高い教育を受けて、貧困を脱出することはムリです。
    社会に閉塞感が漂い、なんでもよいからスカッとすることや、また威張っている
    インテリ層をやっつけたいという潜在願望がトランプ現象を生み出します。

編集部:自分の気持ちを代弁してくれる政治家、と思うのですね。

横尾 :ゆえに庶民はトランプ氏のような大衆迎合型の政治家を誕生させますが、
    結局自分で自分の首を絞めることになります。
    なぜなら彼は富裕層の代弁者ですから。

編集部:すると希望がない時代、どうしますか?

横尾 :希望がない、ということをまず自覚することから始めないとダメですね。
    そして何度もこのコーナーで話していますが、時代の先行きを読んで、
    自己防衛しかないと思います。
    そしてどんなことでもよいから、自分で希望を見つけ出していくことだと
    思います。
    新年から暗い話になってしまいました、スミマセン。


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  by weekly-yokoo | 2017-01-11 11:27 | バックナンバー | Comments(0)

第333回 【2016年政治・社会、私的アワード】

      第333回 【2016年政治・社会、私的アワード】

編集部:今年最後です。

横尾 :はい、押し詰まりましたね。
    そこでメディアがよくやる年間のニュースのベスト10のようなものを、
    ボクなりに考えてみました。

編集部:お願いします。

横尾 :まず順不同で挙げると、このような感じです。
    ・3・11から5年、原発着々と再稼働
    ・米でトランプ氏が大統領選挙で勝つ
    ・TPP、カジノ、年金カットなど変な安倍政治が続くも支持率高い
    ・「保育園落ちた日本死ね」
    ・国をあげての沖縄イジメ続く
    ・小池百合子東京都知事
    ・相模原障がい者施設で45人殺傷事件
    ・英国EU離脱
    ・シリア、イラクなど中東の不安定
    ・安保法施行で自衛隊南スーダンへ、戦闘の可能性

編集部:このなかで気になる事件や出来事は?

横尾 :やはり原発再稼働と沖縄、格差社会の進行でしょう。
    格差の問題は大きな事件や出来事としてはないですが、アメリカではトランプ
    現象、日本では小池知事、年金やカジノなどの社会問題として出てきていますね。

編集部:社会にストレス、うっ憤が溜まっているんですね。

横尾 :そうです。
    福島から避難してきた子どもへのイジメ、国をあげての沖縄イジメなどその典型
    ですね。

編集部:来年はどのような年になるのでしょうか?

横尾 :明るい年になればよいのですが、いまのままだとムリで、逆にもっと悪い方向
    にいくと思います。
    年金で暮らしていけずにヤケになった高齢者のテロ、つまり焼身自殺や爆弾
    騒ぎ、無差別殺傷などですが、起きるのではないかとボクは不安です。

編集部:それは暗い予想ですね。

横尾 :ゆえにこれからは少しでも希望の持てる政策をコツコツとやれば、社会に全体が
    明るくなるような兆しがみえてくると思いますが、まあ今の政治家、官僚、
    財界人ではムリでしょうね。
    政府や企業がすべてを「自己責任」社会にするわけですから、ボクたち庶民の
    生活は自己防衛しかないと思います。
    年末に暗い話題になりました!
    よいお年を!


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  by weekly-yokoo | 2016-12-28 10:47 | バックナンバー | Comments(0)

第332回 【政治の劣化で庶民にツケが回る!】

      第332回 【政治の劣化で庶民にツケが回る!】

編集部:今週の話題からお願いします。

横尾 :臨時国会が先週の14日木曜日で閉会になりました。
    重要な法案が駆け込みで続々成立しました。

編集部:年金、カジノ、TPPなど、みなこのコーナーでやりましたね。

横尾 :はい、そうです。
    十分な審議をしないので内容も国民はよくわからず、この先のツケだけが
    回ってきます。

編集部:TPPはアメリカがノーですね?

横尾 :はい、でもアメリカと日本の二か国協議で2013年から交渉が進み、
    アメリカの規制緩和の要望を日本が受けざるを得ない状況になっています。
    また、なぜ見通しがないTPPを国会で通したかということですが、
    これは主に農業対策の予算なんですね。
    予算ばらまきのために国会で一応法律を通したわけです。

編集部:なるほど、で年金は?

横尾 :これは低所得者の痛みが多いのですが、要するにもらうお金をカットするという
    ことです。
    例えば、いま国民年金だけの人はおよそ1か月の給付金が6万8千円くらいです。
    これを削ります。

編集部:困ったものですね。カジノは?

横尾 :もうこれはアメリカのカジノ資本2社が、進出を企てていて、論外です。
    低所得者からお金を巻き上げ、外資がさらっていくものです。

編集部:やはりツケは国民ですね。

横尾 :政治家の2世、3世議員は痛みなどないです。
    自分たちの地位が安定し、キチンとした国会議員という仕事に就職している
    わけですから。

編集部:どうすればよいですか?

横尾 :野党が一致して、選挙で与党を負かし、カツを入れないとだめですね。
    緊張感がないと、官僚も政治家もだらけますから。
    民進党は「対案」などと言わずに、今の政治に「ノー」「庶民の生活が一番」と
    言えばいいのです。
    「対案」を考えるのは霞が関の官僚たちに任せればよいと思いますが。
    民進党の皆さん、いかがでしょうか?


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  by weekly-yokoo | 2016-12-21 11:00 | バックナンバー | Comments(0)

第331回 【「小池劇場」は続く!】

         第331回 【「小池劇場」は続く!】

編集部:今週の話題からお願いします。

横尾 :東京都の小池知事の動向が、ニュースやテレビのワイドショーで連日のように
    取り上げられています。

編集部:小池知事もメディア露出を気にしているようですね。

横尾 :ファッションも専属の人がいると思うのですが、気にしていますし、
    言動も慎重ながらも大胆に言うべきことは言っています。
    昔の小泉総理による「小泉劇場」を思い出しますね。

編集部:はい、小泉さんもテレビを中心とするメディア露出が多かったですね。
    安倍さんもマネしていますね。


横尾 :そうですね。
    小泉劇場も悪者(既得権益者)と闘う正義の味方、という図式を作りました。
    特に郵政民営化で反対する「敵」を作り、「自民党をぶち壊す」と言って
    拍手喝采でした。
    いまのトランプ現象の先駆けのような大衆迎合の手法でした。

編集部:小池知事もそれを狙っている?

横尾 :当然そうですね。
    先日五輪候補地の最終選考をIOC(国際オリンピック委員会)と、
    日本の委員会(JOC)と、国と東京都の4者会合を開きました。
    あれは前日までメディア非公開だったのを、小池知事側が会合の内容が不利だと
    みて、突然メディアに公開しました。
    そこで森元首相が、チクチク小池知事に嫌味や文句を言う姿が放送されました。
    自民党や政府の小池包囲網をかわして、攻勢に出るためですね。

編集部:だからワイドショーもおもしろがって放送するのですね?

横尾 :政治や政策の中身ではなく、人の喧嘩がおもしろいんだと思います。
    小池知事は政治塾を開きました。
    多くの参加者を選抜して、来年7月の東京都議会選挙に「小池新党」から
    立候補させるつもりです。

編集部:政治的には勝つシナリオ、スケジュールを知事側は作っているのですね。

横尾 :はい、ゆえに小池知事は都議会自民党を仮想敵に見立てて、劇場を賑わせると
    思います。
    この前も都議会で「大きな黒い頭のネズミ」という知事の使った言葉に、
    自民党議員がかみつく場面がありました。
    古い既得権益者を指している言葉ですが、知事は答弁で「アンシャン・レジ
    ーム」(旧体制)というカタカナ語でかわしていました。

編集部:都議会自民党が一番怒った原因は?

横尾 :政党復活予算の200億円でしょう。
    予算は都(行政)が決めるのですが、恒例で200億円は政党が業界団体からの
    要望を受けて予算をつける枠があり、これを知事が廃止したからだと思います。

編集部:すると、小池知事VS.都議会自民党、の劇場は来年7月の都議会選挙まで続く
    のでしょうね。


横尾 :東京北区には十条に篠原演芸場という大衆演劇の劇場がありますが、
    小池劇場も昔誰かがやった芝居を再演しているようでいただけないですね(笑い)。
    ワイドショーはバラエティだからしょうがないですが、ニュースなどであまり
    大きく取り上げないほうがよいと思いますよ。
    その分のツケは数年たって、税金の引き上げなどで庶民に回ってきますよ。


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  by weekly-yokoo | 2016-12-14 17:52 | バックナンバー | Comments(0)

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