週刊!横尾和博
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今週の気になる? Vol.364

  第364回 【懐かしい昭和のスナックは健在か?】 

編集部:「今週の気になる」です。

横尾 :最近、『日本の夜の公共圏スナック研究序説』(白水社)という、
    まじめなスナック研究本について新聞書評を書きました。

編集部:まじめにスナックを研究するのですか?

横尾 :はい、日本で初めての研究本です。
    スナックの紹介や楽しみ方、憩いの意味などについては、お笑い「浅草キッド」
    の玉袋筋太郎が、何冊か本を出しています。
    彼は「全日本スナック連盟」の会長でもあります。

編集部:昭和の香りがしますね。

横尾 :スナックは表通りではなく裏町にあり、「愛」「じゅんこ」とかの店の名前で、
    オバチャンひとりにアルバイト女性ひとり、なんて雰囲気で、みな常連さんと
    いう感じですよね。

編集部:一見さんは入りにくい?

横尾 :そう、なんか怖そうな雰囲気でね。

編集部:横尾さんも行かないですか?

横尾 :昔は2次会のカラオケなどで行きましたが、ひとりでは行かなかったし、
    もう10年くらいは行ってないですね。

編集部:スナックもカラオケルームや、またキャバクラ、クラブ、カフェバーなどに
    押されて厳しいですよね。

横尾 :そうですね。
    でもスナックは夜の小さな地域の共同体(コミュニティ)というように見たほう
    がよいかもしれません。
    ボクも気づかなかったのですが、東京などの都会に住んでいると確かに他の店と
    競合はするのですが、地方に行くとスナックしかない、というところが全国各地
    にあり、地域の人たちの交流の場としての機能があるんですね。
    昼間は公民館など公共の場所がありますが。
    だからこれからの高齢社会に必要な、昭和の偉大な癒し場所、スナック文化、
    というのがボクの結論なのです。


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  by weekly-yokoo | 2017-08-09 10:54 | 今週の気になる? | Comments(0)

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