今週の気になる? Vol.154
第154回 【65年目の桜桃忌】
編集部: さて今週の気になるですが?
横尾 : 6月19日は、昭和23(1948)年、
作家の太宰治が玉川上水に入水自殺し、
その遺体が見つかった日(入水自殺をしたのは6月13日)です。
また、6月19日は太宰の誕生日でもあります。
その後、ファンやゆかりの人が「桜桃忌」と名づけて、
太宰治を偲ぶ日となりました。
お墓のある三鷹の禅林寺には、この日は多くのファンが訪れます。
今年で65年経ちました。
編集部: 太宰治は青春の文学、という感じがしますね。
横尾 : 文学好きな青年が一度は辿る道、ということだと思いますが、
高齢になっても太宰文学のファンはたくさんいますね。
編集部: 何歳で亡くなったのでしょう?
横尾 : 39歳での死でしたから、早すぎましたね。
やはり天才は早死にするんですね。
編集部: 横尾さんは、太宰の作品ではなにが好きですか?
横尾 : ボクは短編の「トカトントン」、中編では「駆込み訴え」、「人間失格」も
好きですね。
太宰の心理描写はドストエフスキーと同様、人間の本質を突いていますね。
編集部: さて今週の気になるですが?
横尾 : 6月19日は、昭和23(1948)年、
作家の太宰治が玉川上水に入水自殺し、
その遺体が見つかった日(入水自殺をしたのは6月13日)です。
また、6月19日は太宰の誕生日でもあります。
その後、ファンやゆかりの人が「桜桃忌」と名づけて、
太宰治を偲ぶ日となりました。
お墓のある三鷹の禅林寺には、この日は多くのファンが訪れます。
今年で65年経ちました。
編集部: 太宰治は青春の文学、という感じがしますね。
横尾 : 文学好きな青年が一度は辿る道、ということだと思いますが、
高齢になっても太宰文学のファンはたくさんいますね。
編集部: 何歳で亡くなったのでしょう?
横尾 : 39歳での死でしたから、早すぎましたね。
やはり天才は早死にするんですね。
編集部: 横尾さんは、太宰の作品ではなにが好きですか?
横尾 : ボクは短編の「トカトントン」、中編では「駆込み訴え」、「人間失格」も
好きですね。
太宰の心理描写はドストエフスキーと同様、人間の本質を突いていますね。
by weekly-yokoo | 2013-06-19 10:57 | 今週の気になる?