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週刊!横尾和博
月刊!横尾和博

編集後記 Vol.59

プロ野球では、今年から両リーグとも統一球(低反発球)になり、ホームランの数が昨年と比べ大きく減っています。高校野球の場合で言いますと、2007年から統一球(低反発球)になっています。きっかけの一つとなったのが、2006年の夏の甲子園大会です。この年の甲子園大会では、本塁打の数が60本と、今までの記録47本を大きく上回り、乱打戦が展開されました。更に高校野球の場合、金属バットの使用が認められていますので乱打戦に拍車が掛かりました。他にも打球が選手に当たり、死亡するなどの痛ましい事故や、アテネ五輪をきっかけに国際野球連盟(IBAF)の公認球に近づけるのが良いなどの意見が出てきた事が統一球になった理由です。そして金属バットの重さも、900g以下は使用禁止となりました。確かに見ている方としては、打撃戦の方が面白いのでしょうが、個人的な意見としては高校野球に限っては低反発球、バットの重さ指定は賛成です。確実にミートしなければ飛ばないと言う事は、打撃向上につながると思いますし、バットの重さも、球児の安全面から言って賛成です。正直、重さの規制が入るまで、一部の球児達は、上半身を鍛に鍛え、軽いバットを持って打席に入っていました。そうする事で、バットスイングが上がり、当たった時にかなりの打球速度が出ていました。下手なプロ選手の打球よりも早い訳ですから、三塁手などたまったもんじゃありません。本当に規制されて良かったです。今年も6日(土)から甲子園球場で、球児達の暑い夏が始まりました。どんなドラマが生まれるのでしょうか?

  by weekly-yokoo | 2011-08-10 10:28 | 編集後記

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