週刊!横尾和博
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379回 【景気がよい、というのはホントか?】

    379回 【景気がよい、というのはホントか?】

編集部: 今週の話題からお願いします。

横尾 : きょうは経済の話題です。
     最近株価の上昇や企業の内部留保が400兆円、
     GDP(国内総生産)がプラスなど、
     景気が上向きで経済が良いような報道が続いています。

編集部: ニュースなどでは部分的に報道されていますね。
     全体で見るとどうなのでしょうか?

横尾 : 景気が良い、という実感ありますか?
     例えば給与が上がったとか、仕事の発注単価が上がったとか?

編集部:ほとんど聞かないですね。

横尾 : ではなぜ景気がよい、と言われるのか?ということです。
     株価は選挙を前に、下がらないように日銀が買い支えして、
     またGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は私達の年金を株の運用に
     あてて、下がらないようにしています。
     つまり官製相場です。
     実際に民間大企業の経済状況を反映していません。

編集部: そうなのですか?

横尾 : しかし大企業は着実に利益を増やしていますが、
     その結果、儲けのたくわえが史上最大の400兆円にもなっています。
     これを従業員や下請け企業に還元、一時金として支給すればよいと思います。
     内部留保はすべて現金・預金で持っているのではなく、
     不動産や有価証券で持っているからムリとの説もありますが、
     一部を現金化して吐き出せばよいのです。

編集部:そうですね。

横尾 :400兆円の1%を従業員や下請け企業に還元すれば4兆円のお金が世に出て、
    その内の大部分が消費に回れば経済を押し上げ、生活が少し楽になります。
    つまりこの国の4割にあたるアルバイト、パート、
    非常勤社員、契約社員など正社員以外の人の所得を増やす必要があります。

編集部: そう思います。

横尾 : 政府もそれはわかっていて、首相が経団連などに賃上げを要望しています。

編集部: GDPがプラスということは、庶民にとってはどうなのでしょうか?

横尾 : これは指標の項目のうち「消費」はプラスになっていません。
     プラスの要因は企業の建設投資などが主です。

編集部: つまり庶民はお金を使わない、ということですね。

横尾 : はい、賃上げもなく、物価も少し上がっています。
     生活を切り詰め、将来に備える、というのが庶民の生活防衛策ですね。

編集部: 総合的に今の経済状況を横尾さんはどう見ていますか?

横尾 : 大企業は儲かり、中小企業も単価が上がらないなかで頑張っています。
     働く人達、特に非正規雇用の人達の生活は苦しいと思います。
     苦しいなかで将来の見通しもありません。
     希望のない社会はいつか破綻します。
     若者を中心に座間事件のようなヘンな事件が起きているのは、
     直接関係なくても希望のない国での刹那的な生き方の象徴のように思えます。
     まあ、政府・自民党の2世、3世の世襲議員にはわからないと思いますけどね。


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  # by weekly-yokoo | 2017-11-22 09:05 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.379

       第379回 【 相撲界と暴力! 】

編集部:さて「今週の気になる」は?

横尾 : ボクは相撲が好きなので、今回の横綱日馬富士の暴行事件については残念です。

編集部: 鳥取巡業中に宴会の二次会で同じモンゴル出身の貴ノ岩を殴った話ですね。

横尾 : その事件は相撲界の暴力体質、閉鎖体質がでていて、とてもイヤな話ですね。
     日馬富士の日ごろの暴力癖などもいわれていて。

編集部: 相撲だけでなく、スポーツ関係には昔から「しごき」がありましたね。

横尾 : イジメにもつながる話ですけど、鉄拳制裁とか、ボクは野球部だったから、
     木製バッドで尻を叩かれることもありましたね。
     スポーツ界全体が暴力に寛容でした。

編集部: でも今は?

横尾 : 社会全体がスポーツの暴力に厳しいですからね。

編集部: しかし今回の事件では不可解なことも多いですね。

横尾 : はい、貴ノ岩の親方である貴乃花親方の行動ですね。
     裏に相撲協会理事長選挙をめぐる現理事長と貴乃花親方の
     対立とかあると報じられています。

編集部: 日馬富士は警察の調べで暴行を認めていますね。

横尾 : でも事実関係は、当事者がみな相撲ギョーカイの人ですから闇でしょう。
     あとは相撲協会の危機管理の対応、日馬富士の処分をどうするかでしょうね。

編集部: 日馬富士の引退もある?

横尾 : 日馬富士は世論の様子を見て処分を決めるでしょう。
     甘い処分だとまた叩かれる可能性があります。
     せっかく若手力士の活躍で、人気が盛り上がった相撲業界。
     でも狭い世界で、世間のことをよく知らないギョーカイのことですから、
     根は深いような気もします。
     相撲好きなボクにとっても残念な出来事ですね。

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  # by weekly-yokoo | 2017-11-22 09:03 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.379

気づけば11月も後半、いよいよ本年も終わりの時を迎えます。秋の寒さどころか、一気に冬の寒さになって来ました。来年は平成30年。平成最後の年と噂されています。様々な時代転機を迎える平成の30年。昭和から平成に変わり、時代はアナログからデジタルに大きく変わりました。スマホなどはその象徴だと思います。デジタル化の波はスポーツの世界にも押し寄せ、来年からプロ野球ではホームのクロスプレーだけではなく、ほとんどのプレーで検証(1試合に2回失敗するまで使用できる権利)できるビデオ判定「リクエスト」が導入され、サッカーではビデオ・アシスタント・レフリー(VAR)がW杯で導入される見通しだそうです。正確なジャッジも大事だと思いますが、このまま行けば将来はカメラが審判してそうで怖いです。ともあれスポーツが楽しく観られるのは良い事で、平成最後と噂される来年、平成(内外、天地とも平和が達成される)という名に相応しい年になればいいなと思います。

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  # by weekly-yokoo | 2017-11-22 09:01 | 編集後記 | Comments(0)

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