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週刊!横尾和博
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第340回 【TVニュースが日本の将来をダメにする!】

 第340回 【TVニュースが日本の将来をダメにする!】

編集部:今週の話題をお願いします。

横尾 :「日本の将来をだめにするシリーズ」の2回目です。
    今回は報道としてのテレビの役割について考えます。

編集部:テレビ報道がダメなのは、横尾さんがよく指摘されていますね。

横尾 :はい、NHKはじめ、いまのテレビ各局の報道、ストレート・ニュースや
    ニュース・トークショーがホントのことを伝えていないことは、
    いつも言い続けています。
    言い続けないと、世間的にはバラエティ番組は「作り」だけど、ニュースは
    真実だと思っている人が圧倒的です。

編集部:はい、そう思います。

横尾 :でもニュースの取り上げ方には、3つのポイントがあります。
    まずそのニュースを放送する「価値」の問題です。
    番組で取り上げられない地味なニュースこそ庶民の暮らしにとっては「価値」
    があるはずですが、「地味ネタ」ということで排除されます。
    次にニュースの並べ方と扱う分量です。
    最近のNHKは冒頭に、今だと大雪などの災害ネタ(ニュース)を多くやります。
    そして30分の番組枠内では、最後のほうに30秒くらいで国会の話をします。
    つまり扱いが小さいのです。

編集部:そうかもしれません。

横尾 :そして最後のポイントは、ニュースが現象だけを伝え、「なぜ」、「どうして」
    という本質を伝えません。

編集部:ということは、どうなりますか?

横尾 :庶民はいつも政府発表や当局発表のニュースばかりを鵜呑みにします。
    アメリカではトランプ政権に記者会見で記者が突っ込みます。
    あのようなことは日本ではありません。
    昔はあったのですが。
    各社の姿勢と記者のことなかれ主義、またエリートで権力機構への反発心が
    ないことが原因です。

編集部:どうすればよいですか?

横尾 :メディアを疑う、情報をどのように受けとるべきか、教育や訓練が大事ですね。
    ネットでも同じことで、ネットに書いてあることをすべて全部受け入れる、
    というのが間違いであることは、わかることだと思うのですね。

編集部:最近ネットでの偽ニュースが問題になっています。

横尾 :偽ニュースに踊らされるようだと、ホントにこの先日本は沈没です。
    北朝鮮の個人崇拝の独裁体制とは違いますが、一部政治家、官僚、財界による
    柔らかな永久独裁体制の進行がいまの日本の姿なのです。


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  # by weekly-yokoo | 2017-02-22 10:55 | バックナンバー | Comments(0)

今週の気になる? Vol.340

    第340回 【村上春樹の新作長編予想!】

編集部:さて「今週の気になる」のコーナです。

横尾 :村上春樹の長編小説が2月24日(金)に刊行されます。
    題名は『騎士団長殺し』という風変わりなもので、第1部と第2部の2冊本、
    分厚いものが出る予定です。
    メディアが前日の深夜から発売カウントダウンで大騒ぎになりそうですね。

編集部:前回の分厚い長編小説といえば『1Q84』でしたね?

横尾 :はい、2009年から10年にかけて、3部作で出ました。
    このときも大騒ぎしていましたね。

編集部:すると8年ぶりということに。

横尾 :その間に長編『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(2013年)、
    短編集『女のいない男たち』(2014年)が出ています。

編集部:大きな物語が8年ぶり、ということですね。
    それにしても題名がどの本も変わっていますね。

横尾 :はい、そうです。
    初期のころから題名は凝っていますね。
    『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』とか『羊をめぐる冒険』
    とか、1980年代当初の日本文学では見ることのできない題名でした。

編集部:内容も当時の文学の主流からハズレていたのですか?

横尾 :当時はリアリズム小説が主流でしたから、エンタメ的な手法を使いながら
    重い主題を描くのは異端でした。

編集部:今回の作品はどのような内容が予想されますか?

横尾 :ずばり3・11東日本大震災以降の原発事故や戦争の臭い、格差など壊れた
    共同体の再生に向けて、個人がどうコミットメントできるのか、という主題を、
    エンタメやファンタスティックな手法で描くのではないか、と予想しています。

編集部:それは楽しみです。

横尾 :ボクも書評をどこかに書くことになると思うので、
    村上本と合わせてぜひ読んでみてください。


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  # by weekly-yokoo | 2017-02-22 10:49 | 今週の気になる? | Comments(0)

編集後記 Vol.340

社内でもトップレベルの寒がりなので、日々の気温には敏感になっています。ありがたいことにだんだんと暖かい日が増えているので、あともう少しの辛抱と、着るものなどの調節に気を使っております。とは言え、昔に比べると1日ごとの気温差や昼と夜の気温差が激しい気がしてなりません。先週なども日中の気温が20度の次の日に9度まで下がったり、朝夕の温度差が10度以上あったりと、砂漠地方みたいな温度差なのではないかと。地球的な異常気象のせいかもしれませんし、都市型の近代的な気候なのかもしれませんが、いずれにしても温度差が激しいと自律神経の乱れの原因になるらしく、体調的には要注意のようです。自律神経が乱れると、精神的なものから肉体的なものまであらゆるダメージが来るらしいので、まさに万病の元とも言えると思います。そして、自律神経の乱れの原因は、精神的なストレスを含め、様々な原因があるようです。とりあえず、気温差による乱れの予防は、暖房、冷房の器具に頼らないようにすることと、運動をして筋肉をほぐすことだそうです。寒がり、暑がり、運動嫌いの三拍子そろってしまっている私ですが、やはり自律神経の乱れは恐ろしいので、エアコンはなるべく我慢し、日中はなるべく歩き、階段を上るなどの努力から始めようと思います。肉体的にも精神的にも元気に春を迎えたいですからね。


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  # by weekly-yokoo | 2017-02-22 10:44 | 編集後記 | Comments(0)

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